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ホソク

ナムジュンさんの家に着くと

目を丸くした

すっごい大きな家だったからだ

生きている中で

家に住んだ事は無いけど

来る途中で見てきた

数々の家より

はるかに大きかった


僕は思わず聞いた

🦄「あの、誰か他にも住んでるんですか?」

僕の問いかけに

振り向いたナムジュンさんは

🐨「いいえ、1人ですよ」

笑っていたけど

どこか寂しげな表情だった

胸がギュッと締め付けられる感覚に

疑問を持った

僕は

🦄「そうですか」

としか答えなかった


中に入ると

最初に出て来たのは

大きくてふわふわした椅子が置かれてあって

天井が高く

ガラス張りの場所だった

🦄「ひろっ…」

声に出るほど広かった

🐨「どうかしましたか?」

横から聞かれ

🦄「あっ、広い場所だな〜って」

と言うと

🐨「そうですか?リビングの事、広い場所って言うんですね笑」

と笑っていた

リビン、グ?

難しい名前だな

と考えていると

🐨「ここの部屋を使ってください」

と僕の部屋?に案内された

部屋はかなりではないが

広くて

大きくてフワフワした物が置かれていた

🐨「ベッドは置いてあるので、使ってくださいね

欲しい物があれば言ってください」

と微笑まれた

ベッド?

この大きくてフワフワしたやつかな?

謎に思いながら

🦄「ありがとうございます」

と言った





部屋に居ても

何をしていいか分からず

リビングに行った

ナムジュンさんは

眼鏡をかけて

紙の束?を読んでいた

じーっと見ていると

僕の視線に気付いたナムジュンさんが

🐨「本、読みますか?」

と聞かれた

本って言うのか

気になるけど

僕はあまり文字が読めない

🦄「大丈夫です」

優しく断った


近くにあった椅子に座ると

ナムジュンさんが

本を

四角い高い箱みたいな所に入れて

僕の前に座りに来た

🐨「ホソクさん、何歳なんですか?」

と聞かれて

うっすら覚えている数字を言った

🦄「あー、26歳です」

ガラスの檻の外のパソコンに

“26”と示されていた

長い時間が経つごとに

数字が上がっていったのを覚えている

おそらく僕の年齢だろう

🐨「そうなんですか!?俺も26歳です!」

とニコッと嬉しそうに笑うナムジュンさんに

自然と自分も笑った

🐨「あっ、やっと笑いましたね」

🦄「え?」

突然、妙な事を言われた

🐨「だって、ずーっと暗い顔してましたから」

と言うナムジュンさん

僕は

🦄「あー、そう言われたらそうかも」

と返した


すると

ナムジュンさんが

🐨「じゃあ、タメ語にしません?」

確かに

ずーっと敬語は疲れる

僕は

🦄「うん」

と笑って見せた

🐨「やった!じゃあ、ホソガって呼ぶな!」












ニコッと笑うナムジュナが







何だか眩しかった




















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人体実験台の僕…

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171

コメント

7

ユーザー

そっか……ホソクさんずっとあの所だったもんね……🥲🥲🥲 ごめんなさい見るの遅くなって、、😭😭😭😭 もう楽しみですよ!?!? ノベル先生ですね、!!尊敬😍 ナムさんもホソクさんも、最高です…続き楽しみに待ってます!

ユーザー

コメント失礼します!いつも楽しく(?)読ませてもらってます!すごい気になる……!

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