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※不穏、自殺、暴力、自傷、等など注意
また本家には一切関係ありません
視点 syp
パチッ
また目を開けて、一日が
始まる
今日は、会社出勤の日、
とは、言っても、
昨日は無断欠勤をしてしまった
とても、憂鬱な気分、
まぁ、無断欠勤していても
していなくても
会社に行く事自体、鬱なんやけど、
また、窓の外を観ると大雨、
syp「…今日も、またか、」
俺にとっては
もう、人生なんて、クソ喰らえ、だ
“死にたい “
“生きたくない “
俺の心はそう思う事の
繰り返し、
だって、俺は無力な人間だから、
そう、思い、
カッターを取り出す
手首に、ゆっくり当て、
血が流れる、
ザシュ、ポタ、ポタ、ザクッ、シュ、ザシュポタポタ
汚い、そう思う
だが、手は止まることを知らない____
辺りは血の海、と言っても過言では無い
俺はスーツに着替えて、
憂鬱なまま、会社に向かった
ガチャン、
tn「おぉ、ショッピ君、」
syp「あ、トントンさん、お疲れ様です。」
会社に着くと、目の下がクマだらけの
トントンさんが居た
此処、俺の働いている会社は
いわゆる、パワハラなどは日常茶飯時の
ブラック企業、
だから皆んな鬱な気分なんだ、
tn「、ショッピ君、」
syp「はい、?どうかしましたか、」
tn「社長が、呼んでたよ、っ……」
syp「っ、そうですか、教えてくれて
ありがとうございます、
では、行って来ます。」
tn「あぁ、うん、頑張ってね、」
社長の呼ばれた
それは俺達にとって、ほぼ、
死ぬ
と、言う意味だ
何故、かって?
もうすぐ、分かるよ
コンコン
syp「必礼します。、っ」
ガチャ
社長「やぁ、なんだっけ、ゴミ君だっけ?w」
そう、これが社長だ
syp「っ、いえ、ショッピ、です」
社長「あのさぁ?名前言って
入って貰わないと分かんない〜w」
社長「あ、!ゴミだから
名前なんて覚えなくて良いか、!」
(ショッピを突き飛ばす)
syp「っ、いて、ドサッ、」
社長「ゴミ君さぁ、?なんで
無駄欠勤したの?」
(ショッピを踏み付ける)
syp「す、すいまs」
社長「ゴミが勝手に喋る権利は無いよ?」
*ボコッ*(殴る)
syp「っ、………….」
社長「ねぇ、お前は生きてる意味なんてなぁ?
ねぇんだよ!」
社長「だから一生、此処で働くんだよ!」
社長「お前は無力な、人間だからなぁ!!?」
社長「仲間が傷付いても何にも出来ない!!」
社長「ただの社会のゴミ!!」
社長「変わらない!」
社長「変われない!!」
社長「だから一緒、地に這いつくばって
生きていくんだよ!w」
社長「生きてるの価値も無い、
ゴミ以下の価値の最低な無力人間!w」
ガゴン!バン!ボコッバコッ
俺の身体はまた傷付いてしまった
身体中、傷と、アザだらけ、
立ち上がって、俺は仕事場に戻った
ガチャ
tn「あ、しょ、ショッピ君!!」
syp「トントンさん、」
tn「大、丈夫、?
めっちゃ怪我してるやん、」
syp「あ〜、大丈夫っすよ、」
tn「……今日は、社長、
気分悪かったたんだね、」
tn「よく、頑張ったよ、」
syp「……ありがとうございます」
syp「俺は、仕事に戻るんで、」
カチャカチャ
パソコンの音、
俺は一応、これでも動画編集者、
パソコンの扱いには慣れている
だが、社長の意地悪で
いつもより仕事量が倍
syp「ふぅ、疲れた、」
やっと昨日分の仕事が終わり、
次は今日分の仕事、
山程、積まれている仕事を見ると
吐き気が襲ってくる
syp「まだ、こんなにあるのかよ、」
と、俺は今日分の仕事に手をつけ始めた
トントンさんは此処の先輩
そんなトントンさんは俺達と同じ
ゲーム実況者
あれ、?
俺の頭に一つの疑問が浮かんだ
syp「…もしかしたら、トントンさんだと
あの”例の事件”、のこと知ってるかも
知れへん、!」
俺はそう思い、すぐにトントンさんの
机へ向かった
syp「トントンさん!!」
tn「うおっ、なんだ、?」
トントンさんは手に携帯を持ち
何かを見ていた途中だった
俺は少し気になるが、
それより例の事件のことが気になった
syp「あの、トントンさんは、」
tn「どうした?」
syp「”**例の事件”**って、何か知っていますか?」
その言葉を発した瞬間
トントンさんは目を見開いた
tn「お前、例の事件が何か
知らへん、のか、?」
syp「はい、」
トントンさんは少し驚いた表情をし、
携帯を此方に向けて話し始めた
tn「この、事件や」
その携帯の画面に写っていたのは
ある一つのニュースだった
書いてある内容は
我々だ県 〇〇市でこの間、
男性が自殺するという事件が起こりました
そんな内容だった
俺は寒気がした
何か、不穏な空気が辺りを
一瞬にして、
漂った
俺は恐る恐る、聞いてみた
syp「その事件と、俺達が、
“何の関係”があるんすか、?」
トントンさんから帰って来た答えは、
tn「それはな、
トントンさんが話始めた瞬間だった
雷がこの近くに落ちた
そのせいでトントンさんが
何を言っていたか、分からなかった
トントンさんは、
tn「…..雷が鳴ってるな、
ショッピ君はもう帰ってええで、」
syp「え、?でも、っ」
tn「精神的にも辛い時期やろ、?
それに暫く、動画も休むやろし、」
tn「それに、現実逃避したい気持ちも
分かるから、….」
結局、俺はトントンさんの勢いに
負け、またしても、
“例の事件”が何か聞き出せなかった
だが、俺は
“知っていたんだ”
何もかも、
その例の事件のことも、
その事件の真実も、
だから、
真実を知っているからこそ、