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コメントで続き書こうとしたけどイタくなりそうだったからやめた
pixivのボツ
新海
続きは知らん想像して
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俺は虐待にあっていた。
「死ね!死ね!死ね!!!!!」
暴言が飛び交う。それは全て俺に向けられている言葉で俺は精神的にも肉体的にも限界を迎えていた。
でも、そんな中、唯一俺の希望となる人物がいたのだ。
「シッマ!今日は何する?」
こんな俺と仲良くしてくれる人物。ゾムや。
こいつは優しくてな?いつも俺を気にかけてくれる。
でも、ゾムは俺にとって眩しすぎて、俺と一緒にいていいのか?そう思ってしまう。
だがそんな俺の心を見透かして
「そんなもん俺が一緒におりたいからおるに決まってるやろ」
と、当たり前かのように言ってくれる。
その言葉に俺は何度救われたのであろうか。
今でもずっと俺はあいつに感謝している。
1番の恩人や。
「このツ!もうお前はいなくていい!!これで終わりだ!!死ね!!!」
俺が親に殺されそうになった時、お前は助けてくれたよな。
「!!おいババア!!何してんねや!!」
刺されそうになった時、止めてくれたよな。
ボロボロと涙を流す俺を見てお前はこっちに駆け寄ってくれたよな。
「ゾム…」
「シッマ、大丈夫か?」
そんな優しい言葉をかけてくれたよな。
俺はお前に救われてばっかやった。
「お前!こんなことしてええと思っとんか!!」
「犯罪やぞ!!!」
お前は必死に俺を庇って俺の代わりに反抗してくれたよな。
「うるさい!!!お前には関係ないだろ!!」
「関係あるわ!!!俺はシッマ…このコネシマと」
「親友なんやぞ!!!!」
親友。なんていい響きなんや。
当時の俺にとってはそれはすごく嬉しくて、目にいっぱいの涙を貯めて「ありがとう…」ゾムにそう告げたよな。
「黙れ!!ガキのくせに!!生意気な!!」
「生意気はどっちや!!いい歳してるのに」
「やっちゃダメなことの見分けもつかんのか!!!」
今までゾムはこんなに声を荒げて喋ることは無かった。
必死に言ってくれて俺は嬉しかった。
俺のためにありがとう。
「お前は人間として最低や!!!」
「いくぞシッマ」
そう言ってお前は俺に手を差し伸べてくれたよな。
その時俺に向けたその顔はとても優しい顔だった。
その後も色んなことがあってもその度にお前は助けてくれたよな。
お前は身を呈して俺を助けてくれた。
だから
今度は俺の番よな?
「シッマ…」
「今度は俺が助けたるから」
「一緒に乗り越えようや」
あの時と同じように
俺は彼に手を差し伸べた。
1人で抱え込む君を助けるために。