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第3話 死者との約束



まだ、Mtwさんが生きていた頃。ポレはこう、約束した。それは───

「この先もずっと一緒だからな!Znさん!」

と。ポレは…絶望が希望に変わった。正直不安だった約束。だが何故かMtwさんなら信用出来た、【できてしまった】ねぇ、そう言っていたMtwさん。どうしてポレを置いていったの?

「Mtwさん。今日は記念日ですよ?…Mtwさんと付き合った__」

そう、ボロボロになっている墓の前で言った。『Mtwさんの墓の前で』



「Znさぁーん…Mtwさん居ませんねぇ…ってその墓は?」

と、花を供えて居た時に声を掛けてきた。

「…そうですねぇ、Mtwさん居ませんね?Lkさん。」

「Znさん…泣きそうになってます?」

…あとから聞くとどうやら声が震えていた。

ポレは…もう自分を隠さない。偽らない。そう決めた。

「当たり前じゃないですか。だってMtwさんが居なくなってんですよ?

…恋人がいなくなったんだよ!!そんなんで泣かないと思う?!ねぇ!」

と、なんにも悪くないLkさんに当たってしまった。

そうするとLkさんは優しく返してくれた

「いいえ、思いません。ごめんなさいね?あんなことを聞いてしまい。

…それで、その墓は?」

「…ポレの大切だった人です。優しくて、隣に居ると笑顔が絶えませんでした。」

と、死者の名前は言わずに__

このようなことを告げあった後沈黙が居座ったが不意にLkさんが言った。

「今日は、MtwさんとZnさんが付き合った日。ですね?」

「…そう、ですね」

「今日くらいは、ここに帰ってきて欲しいですね。Mtwさんが」

と、普通の人には意味深なことを言った。だがポレは泣いた。でもLkさんは「俺はMtwさんを探しに行ってきます。」と言って消えた



数分後後ろから_Mtwさんの墓から

「約束破ってごめんね?Znさん。俺は透明になってもZnさんの近くに居るから。」

と、聞き慣れた声であり懐かしい声が聞こえてきた。

可笑しいよ。なんで聞こえるんだろ

「Mtwさんの声が___」



「良かったな、Znさん。逢えて」

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