叔母さんが麗の背中をとんとんしてゲップさせてくれてる時、「くぷっ!」って声を上げて麗が吐いた。
「あ……!」
って私は思ったけど、叔母さんは、
「あらあら、吐いちゃったねえ」
ぜんぜん慌てる様子もなくて、すぐにウェットティッシュで麗の口の周りを拭いてくれて、
「ごめん、ちょっと抱いててね」
私に麗を渡して、汚れた服を着替え始めた。
「ごめん」
麗が服を汚したから謝ったんだけど、叔母さんは、
「あ~あ~、気にしない気にしない。普通にあることだよ。そんなことより吐いたのが喉に詰まったりしたら大変だから、ちゃんと様子を見ててね」
って笑顔で言ってくれたんだ。
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