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「そんなことがあったんですね…」
だから問い詰められた時、はるさんが来たらあんなあっさりと引いたのか。
「はるさんに命捧げてるからね」
「君は…がくに命捧げてるでしょ?」
「んー、」
捧げてるというか、どうなんだろう…
「人生を捧げた…?」
人生って…同じじゃんと笑う。
あ、初めて笑った顔見たかも。こんな風に笑うんだ。
「僕達ってなんだか似てますね」
「ふふ、そうですね」
私も笑った。なんか、距離縮まってる?
「なのかさんが笑ってくれてよかった。呼び捨てで呼んでください、なるって」
「それから…
幸せになれること、願ってますね。」
その言葉を聞いて泣きそうになった。丁度るいさんが来た。なんかいっぱい持ってるし。
「ごめんごめーん買いすぎた」
「じゃっ 帰りましょ!」
「おーなるくん元気だねー」
ふふ、と笑って、なるは鼻歌をして先に行ってしまった。
「何話してたのー?」
「ふふ、私も内緒かな」
「えー!?何それずる!! 」
秘密が特別でいいよね笑
今日はとってもいい日だなと心から思った。
誰かが見てるとは知らずにね。