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テラーノベル(Teller Novel)
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顔から眼鏡がはみ出たモブ顔のスライムが、どうしても来たいと言うから夏用のキャバ嬢雑誌に載る宣材の撮影に同行させてやった。


宣材とは宣伝用のアピール素材の事で有り、宣材写真なんて言い方をする。勿論夏用であるが故、水着である。何て事はない、おチビでも身体のエロさには自信がある…… 童顔だけど。


撮影スタジオは西麻布の民家を改装し、2階と地下1階すべてがスタジオと成っていた。私の他にも15人位の女の子達が撮影を待っており、従ってこの女の子達の前でエロいポージングを披露する事になる。


―――マジか……

(大丈夫だと思う…… ムダ毛は上手く処理したはず)


モブ顔スライムが目を血走《ちばし》らせて、穴が開くんじゃ無いかと心配に成る位に眼球をグルグルと回し水着姿を視姦《しかん》する。


「うん、いいね凄く可愛いよ、お姫様みたいだょ」


何て恥ずかしい言葉を言う奴なんだ貴様は。平気な顔をしてポンポン鳥肌級を投げ掛けて来やがる。これがカメラマンと言う職業なんだと改めて思い知らされた。そして撮られていると身体が段々と何故か熱く火照って……


畜生、これがファインダーズ・ハイってやつなのか? 知らんけど。


そんな言葉あったかしらなんて考えてると、四つん這いになってお尻を高く上げてみてと強請《ねだ》られる……







モブ顔のスライムの股間が膨らんだように見えた。

キャバクラと言う異世界で冒険者を始めたら成り上がり女傑譚になってしまった件

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