敦「目的地に到着しました、突入許可を!」
太宰「……」
乱歩『作戦通りに、無茶はするな』
全員「了解!」
ボス「探偵社が侵入してきただと?」
モブ「はい、どうやら地上は8割制圧されてしまったようです。」
ボス「…人質の様子は?」
モブ「気絶していますが。」
ボス「なら、其奴の命をちらつかせて制圧しろ。」
モブ「了解しました。」
太宰「ほとんど制圧したようだね。」
敦「はやく、芥川のところに!」
バンッ
太宰、敦「!?」
銃か、だが虎の異能なら簡単にー
モブ「動いたら、此奴を殺す。」
そう言って敵組織の人間が突き出したのはー
手足を拘束され、 傷だらけの体をした 芥川だった。
敦、太宰「芥川!/芥川君!」
どうやら気絶しているようだ、反応がない。
モブ「拷問しても情報を吐かないから、いつも以上に手間がかかった…」
そう言って刃物で芥川の傷をえぐる。
芥川「ビクッ…ぁ゙」
苦しそうに整った顔を、歪ませているのを見せつけながら言った。
モブ「お前らが情報を吐くまで此奴の傷を刺激する。」
敦、太宰「は?」
モブ「焦って助けに来たようだし、余程大切なのだろう?
知っていることをすべて話せば開放すー
月下獣!!
目にも止まらぬ速さで敵組織の人間から芥川を奪った。
モブ「なっ!?そんなことをして…ッボスに殺されたいのか!」
太宰「そんなこと…?そんなことをしたのは君らだろう…?」
モブ「は?」
ボグッ、ドゴッ
モブ「カハッ、!」
太宰「芥川君に危害を加えた奴は何処だい?全員殺してやるからおいでよ…」
モブ「やめ゙っ、ああああぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ッ!!」
敦「芥川!!芥川!」
芥川「ッ……ん、」
敦「芥川!」
芥川「人、虎…迷惑をかけて、すまない。」
敦「迷惑なんかじゃない!」
芥川「え…」
敦「今回は探偵社に恨みがあった組織の犯行なのに巻き込んでごめん…!」
芥川「貴様が謝ること、ではな…コテッ」
敦「!?、芥川!」
気絶してしまった、はやく与謝野さんに診せないと…!
与謝野「ひどい傷だねぇ、…」
与謝野「こんなことされても耐えるなんて、忠実な子なんだろうね」
敦「それで、芥川は…!」
与謝野「治療は無事にすんだよ、意識が戻るのを待つだけさ」
敦「良かった…(´;ω;`)」
敦「グスッ、あれ太宰さんは…?」
太宰「芥川君の様子はどうだい?」
敦「意識はないですけど、命に別状はないー
太宰さん、その血はなんですか?」
太宰「あぁ、返り血だよ〜!(^^)」
敦「まだ生きてます?」
太宰「当たり前じゃないか、まだ生きててもらわないとね」
敦「そうですよね(^^)」
敵組織は探偵社とポートマフィアによって壊滅しました。
今回はここまでです。
まだ完結しないのでゆっくり見ていただけると嬉しいです。