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ここからどうなるんだ! ぺいんとさんは治るのか!?
pint 『 』 心情 《 》
rada 「 」 心情 〈 〉
結局ぺんちゃんは言うことはなく1ヶ月がすぎた。
だけど変わったことがある。
それは、同棲を始めたこと。
ぺんちゃんから言ってきた。
そして今日は大晦日。
rada side
『今日で1年も終わりだねー、』
「そうだね、」
『あと4ヶ月か、。』
ぺんちゃんは小さくそう呟く。
「あと4ヶ月、?」
『え、?何が?』
「いや、ぺんちゃんが今、」
『そんなこと言ったっけ?』
「え、?」
『笑笑 無意識に言っちゃたのかも!』
「…….そっか。」
「はい、ココアいれたよ」
『ん、ありがと!』
ぺんちゃんがマグカップを持った途端。
パリン!!
「ぺんちゃん、?」
『あ…….ぁ、』
「ぺんちゃん!!」
「大丈夫?!怪我ある?!」
『らい、じょ、ぶ、』
《症状が悪化している。》
《今だって手に力が入らなかった。》
『お、くす、り、』
「先月からずっと飲んでない?」
『うん、』
『その前に、。片付けるね、ごめん、笑』
『お揃い、割っちゃった、ポロポロ』
そう。ぺいんとがらっだぁから受け取ったココアが入ったマグカップはらっだぁにあげたマグカップ。
つまりらっだぁは自分の名前が彫られているマグカップをぺいんとに渡した。
「あ、泣かないで、?」
「いいよ、俺片付けとくから」
『でも、』
「いいから」
『ごめん、』
「ん?いいよ全然」
「ぺんちゃん怪我ない?」
『ない、けど、』
「じゃあ大丈夫。」
「確かに割れたのはすっごく悲しいけどぺんちゃんに怪我あった方が悲しいから!」
『ありがと、』
「よし!片付け終わった!」
23:58
「あと少しだね」
『うん』
《日付が変わったらちゃんと言おう。》
『らっだ、?』
「ん?」
『さっきは、ありがと、』
「ううん、大丈夫だよ」
23:59
『それとね、らっだぁに言わないといけないことがあって、』
「言わないといけないこと、?」
『1ヶ月も経ってごめんね、』
「あぁ、全然いいよ」
「言える日が来てよかった、」
『あのね、俺、実はさ、』
「うん、」
00:00
「え、?」
『……』
「ぺんちゃん、?嘘、だよね、?」
「新年初の嘘、?」
『…………。』
「え、ほんとなの、?」
『うん、』
『病気なんだ、脳梗塞っていう。』
「それって高齢の人じゃないとならないんじゃ、」
『俺の年齢だと、。珍しいんだってさ、』
「そんな、。」
『ごめんなさい、。』
「いや、謝らなくても、」
「あと、4ヶ月しかないんだね、?」
『うん、』
「じゃあその4ヶ月ぺんちゃんのしたいことをしよ!」
『え、?』
『でも、そしたらっ、』
「俺はぺんちゃんになら振り回されたって構わないよ」
『らっだぁっ、。グスッ』
『でも、』
「でも、?」
『倒れたり、迷惑かけちゃうかも、』
『目立っちゃうかもよ、?』
「じゃあなるべく人が居ないところにしよ?」
『なんでそこまでしてっ、』
「好きだから。ぺんちゃんの事が。」
『、?』
「その4ヶ月、ぺんちゃんには悔いの無いように過ごしてもらいたい。」
「だから俺はなんでも聞くよ?」
「いっぱい頼って?」
『分かった、』