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⚠︎FPS、捏造有り⚠︎
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???「……っ、選択を間違えたな……。」
オレの名前は嘉明。実は今仕事の途中だったのだが、昨日の疲労がきているからか怪我をしてしまった。
嘉明「はぁ…、少し休憩するしか…」
荷物を置き、数分傷の手当と休憩をしたのちまた出発した。
仕事を終え、家に帰ってきた。
最近、やたら上手くいかない日が増えてきた。オレの不注意なのか、ちゃんと睡眠が取れていないからなのか。
嘉明「まあいいや。とりあえず、寝よう…。」
灯りを消し、布団の中に潜り込んだ。目を瞑る。疲労のせいか、眠気が襲ってくる。
このまま目を閉じれば、明日も頑張れそうだ。
バンバンッ
???「ヴッ…、腕をやられた……。今回は勝たないといけないのに…!!」
ダメだ、今回は勝てる気がしない。
この世界は、FPSの世界だ。
私の名前は蛍。一応、実力はあるが今回の相手は強い。
蛍「何か方法はないのかな……。」
バンバンッ
この音で目を覚ました。何やら、周りが騒がしい。
誰かに襲われたのだろうか。いや、違う。明らかに、_銃の音がしたからだ。
???「起きろ!!!」
嘉明「……?!!ビックリしたー…」
???「ああ、ごめん。今、戦闘中だからとにかく起きて!」
戦闘してるのか。なんだ…。
嘉明「って、戦闘中なのか?!!!」
なんだ、この世界。
明らかに銃を使っている。ここは、フォンテーヌ…?でもない。
???「ごめん、自分の紹介を忘れてた。俺は空、よろしく。」
嘉明「お、おう。よろしく…!」
空…?もしかして、旅人なのか?
空「とりあえず、今はこんな事をしてる場合じゃない。どこかに隠れて。」
嘉明「え?あ、おう…。」
急いで物の後ろに隠れた。
何が起こっている?!!ここはなんの世界だ???ここは、フォンテーヌじゃない。明らかに戦場だ。
じっとしていられない。少し観戦しよう。
嘉明「……?!」
人を、殺してる?いや、俺の見間違いだろうきっと。
目を擦り、じっと目を凝らす。だが、やっぱり人を……。
嘉明「………??」
人を殺した時、粉が吹いて消えていた。なんなんだこの世界は…!!
_残り一分。
どうする、どうする。
俺のチームが負けてしまったら、俺は……。
バンッ。
空「………!!!」
ダメだ、あの人の方向に弾が!!
空「危ない!!!!!!」
気を取られていたせいなのかもしれない。
目の前の人がオレに”シールド”を張っていた。
嘉明「空…!!!?お、おい!大丈夫なのか??!」
空「大丈夫。これは、シールドだから。」
嘉明「えっと…、ガードってことか?」
空「…まあ、そういう事でいいよ。」
バンバンッ。
_残り十秒。十、九、八…
カウントダウンが始まった。もうすぐ、ゲームが終わってしまう。
蛍「…このまま突っ込もう!!」
皆「了解!!」
七、六…
ドドドドドドドッ。
サブマシンガンに持ち替え、敵の方を攻める。手榴弾を使い、敵が私たちを見えないようにする。
五…
そこで、元々身につけているゴーグルを使い敵をなぎ倒していく。
四…
手話を使い、”あと残り一部隊”だと指で示す。
三…
仲間の一人が位置を特定し、全力疾走で敵をなぎ倒す。
二…
あと残り三人!!
一…
ドドドドドドドドドドッ
“零”
_ゲームセット。
蛍「はぁはぁはぁ………。」
_”secret hide seek”がチャンピオンになりました。
蛍「よしっ!!」
正直に言うと危なかった。いつものゲームとは違い、今回のゲームは賞金がある。
それも、額が大きいのだ。
年に一回だけやるこのイベント。皆の一人一人の目標は、このゲームに優勝することが大体そう。
蛍「今回は勝てて良かった……。」
_チャンピオンチームの代表は、前に出てきてください。
蛍「はい。」
_チャンピオンになれたことをここに評します。
蛍「ありがとうございます。」
時間は流れた。
オレは気づいたらベッドの上だった。
嘉明「ここはどこだ……?!!」
???「あら、気づいたようですね。」
嘉明「貴方は……」
心海「私は珊瑚宮心海と申します。私のことは好きに呼んでもらって構いません。」
ガラガラッ。
???「…あ。やっと、目を覚ましたんだね。」
嘉明「貴方は……?」
蛍「私は、蛍。これからよろしく。」
嘉明「……え?」
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第一話・終