黙示録の四騎士

訓練編

ハル）お前ら、手加減無しって言ったからには死ぬ覚悟で攻めろよ

クルッとナイフを持ち替え自分の隊員に強く言い放つ

隊員は「はい！」と返事をし直ぐに戦闘準備に入った

ハル）…はぁ…(…魔力は使わなくていいか、私が鍛えてるとは言え人間だし)

準備が終わり隊員が「よろしくお願いします！」と準備の終わりを知らせた

ハル）死ぬ気で来いよ、……あ〜…違うな、死ぬつもりで来い

ニヤッと笑うと隊員は少しひるんだが声を上げて攻めてきた

数時間後

ハル）オラオラどーしたよお前ら！私の部隊は精鋭部隊だぞ！こんなんで負けてっとマジで死ぬぞ！

隊員）も、もう…死にかけです…たいちょう……

ハル）あ”？殺すつもりでやったんだから当たり前だろ

隊員）た、たいちょう…むじひ…

地面にのさばってる隊員を全員起こし「お前ら何時ものメニューにメリオダス君との喧嘩追加な！」と言うと「うわぁ”ぁぁあ”ぁぁあ”…………」と死んだ声を出した

ハル）( *¯ ^¯*)ﾌﾝｯ

トリスタン隊

トリスタン）…文句は？

ほかの部隊の隊員）な、何もございません……

少し遠くで見ていた人たち

イゾルデ）と、トリスタン様ってあそこまで怒るの…？

ジェイド）こっわ…

トリスタン）次ハルを襲うだとかぬかしたらその首が飛ぶぞ

ほかの部隊の隊員）は、はぃ…

トリスタン）私のハルを奪うなら先ずは私とランスロットを倒してからにして下さい

ほかの部隊の隊員）ま、誠に申し訳ございません…

そして…そんな風に怒っていると…

ハル）あれ？部隊の強化でもしてるの？トリスタン

現れたりし女神･ハル

ボッコボコにされた部隊の人たちは半泣きで天を仰いで居た

トリスタン）まぁ、そんな所…かな？

ハル）わぁ〜…すっごいボロボロ…

手を伸ばそうとしたらトリスタンに手を掴まれ「ハルを襲おうとした人達をお仕置していただけです」と少し怖い顔をして言ってきた

ハル）お、おーおー…怖い顔するね笑

トリスタンの頭を優しく撫でると顔をパッと明るくさせた

ハル）もう…

トリスタンは結構嫉妬深く私を襲うだとか何とかって話を聞くとすぐに喧嘩を売ってしまうレベルで…えぇ、そりゃあもう…

ランスロット）…ハル

トリスタンの頭を沢山撫でていると狐の姿をしているランスロットが声を掛けてきた

ハル）あら、珍しい可愛いわね〜

ランスロットを抱えスリスリと頬ずりするとトリスタンが凄い嫌そう…というか…嫉妬みたいな顔をした

ハル）ど、どうしたの？トリスタン

トリスタン）狡い

ハル）あ、あ〜…笑わかったわかった笑

ランスロットを頭を乗せ腕に引っ付いてくるトリスタンを引き摺り自分の部屋に向かった

そして…部屋でやる事は

ハル）ちょ、お前らの頭を太ももだけで支えてるんだからな！？あ、ちょ…バカバカ！動くなって…あ、痛いから！

トリスタン）オラオラー笑

ハル）ちょｯ笑くすぐったいからァ笑

髪がモゾモゾというか…コショコショと動き擽ったくてモジモジとしていると人間だったランスロットはまた狐になり服の中にモゾモゾと入り込んできた

ハル）あ、ちょ…このバカ！服破れる！あ、ちょ…うわわっ！

ﾎﾞﾌｯ

擽ったさとランスロットのふみふみに耐えきれずベッドに倒れ込むとスポッと襟から顔を出していたずらっ子みたいな顔をしていた

ハル）えーっとぉ…あの、退いてもらえます…？

ランスロット）ムリ

ハル）ムリじゃないよね！？

ランスロットはぺろぺろと首元を舐めたりトリスタンもスイッチが入ったのかしれっと私の手を縛って来た

ハル）ちょーっと待てぇ！？バッカ！しばんないで！

トリスタン）もう我慢出来ないから…ね？

ハル）「ね？」じゃないの！あ、ちょ…ランスロット！む、胸を踏むなバカ！

ランスロット）またデカくなったか…？

トリスタン）成長期？

ハル）それセクハラ！お前マジ私に対しての扱い酷くね！？

トリスタン）？？ハルだから言えるんだよ？

ハル）妙な信頼を得てる様で…

トリスタン）そ、だから…

「もう諦めて【俺】らと結婚しよ？」

ハル）それ、何回も言うね…言う度に婚約指輪を触ってくるくせに

トリスタン）まぁ、好きだからね

ランスロット）王子だけずりぃ、俺も一緒

ハル）あ〜…もう……(好きにされちまえ…)

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