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暁)……(外…気になるな……皆さん怪我してないですかね…)
部屋の中をグルグルと回りながら時折部屋の外をひょこっと見ながら皆様が無事かどうか心配でならない…
暁)んぅ……(絶対忙しい…と、言うか…大変だよね……こんな忙しい時に…でも……)
どうしても心配でオロオロとしていると……
3回ノックが聞こえ扉を開けると鬱様が居た
暁)う、鬱……様?あの、どうしたんですか?
鬱)あの心配性からお前を頼まれたんや、まぁ…銃弾が無くなったのも有るけどな
暁)あれ…でも確かまだ在庫有りましたよね……
鬱)使う弾の数は一応限られてるんや、それに…ここの兵は数が多いからな…直ぐに無くなるんや
暁)人が多いのも悩みどころなんですね…
鬱)まぁな、あ、そうそう
暁)??
鬱様は懐から1本の鋭いナイフを取りだした
鬱)ゾムから渡せって言われてたナイフや、アイツいわくなんかあったら使えと
暁)何かあったら…?(ゾム様なら意味無く渡さない筈だ…)出ます
鬱)おんおんそうかそうか……出る!?戦場にか!?
暁)このナイフはゾム様が良く使ってたナイフです…今使ってるナイフは使い慣れてないナイフです…こんな私に大切なものを渡してくれたんです!戦場に出なきゃ渡してくれた理由が分かりません!
鬱)…はぁ……お前の師匠はなんでも分かるな…まんま同じ事言ったで…
暁)ゾム様は私のお師匠ですもん!
鬱様からナイフを受け取り戦場に1人で向かった
戦場
ゾム)ッ…(他のナイフも手入れしとってよかったわ……このまま建物の中に入れりゃええんやけど…)
シャオロン)ゾム!後ろ!
ゾム)や”ッ……
ザシュッ…
ゾム)!?暁?!
暁)ごめん…なさい、我慢出来なくて……
シャオロン)何で来たんや!危ないやろ!
暁)……私だってここの人です…グルッペン様や皆様に助けられました……救われたんです!たとえこの命が尽きようともあなた方を勝利まで導けるのなら導きます
ゾム)やけど…
暁)鬱様経由で貰ったこのナイフは…私に何かして欲しいからじゃないんですか?少なくとも…私はそう思いました…違くとも、この現実から目を逸らしません…皆様が命を掛けているのですから……
ゾム)……暁、頼んでええか?
暁)!!ゾム様に頼まれるのならば!
ゾム)…お前にこんな事は頼みたくないんや、でもな……お前がそうさせてくれと望むんやったら…頼むな
暁)はい!
ゾム様に書類を渡され「この書類に書かれている薬とこのUSBをなんでもいいから機械の中にぶち込んで来い」と言われた
暁)かしこまりました!直ぐに戻ってきます!
ポフッ
2人)!?
タッタッタッ
ゾム)……俺も着いていこうかな…俺の娘可愛い……
シャオロン)頼むからここに残ってくれぇ!あとお前の娘やないからはよ働け
ゾム)うっさいわ!