自分が何を期待されているのか、
何をしたら人が喜ぶのか
そんなことが随分と
よくわかってきた気がする
自らの選択で
着いてしまったイメージ
誰かに擦り付けられた
シンボルさえ
それが存在意義であり
それがこの世にいても
いい理由だとするなら
死ぬまでピエロを演じ続けて
幸せな生き方だと言える。
どれだけこの名前に
狂信者が群がろうと、
それによって無数の同志達に
恨まれようと
何もせず息を吸うだけでは
絶対に得ることの出来ない快感と
アイディンティティに依存していれば
いずれその傷は
跡を残して穏やかに治っていく
ただ、
そうなっていくに連れていつの間に
この旋律の上でしか
言えないことばかりになっていた。
その道を歩く途中に
取られた揚げ足や
差し伸べられた手のひらが
いくら返されようと
止まらずに進み続ける意思さえあれば
この音が終わることは無い。
全てを理解してなんて言わない
いくら勘違いされたって
それは仕方ない
ただ
あなた達にとっては
画面上の偶像だったとしても
その奥にいるのは
確かに生きている人間だ。
誰かが息を吸うように吐く
何気ない言葉も
僕は酸素を犠牲にして
今言葉を紡いでる。
君たちが透明になっていくにつれて
僕の色がだんだん濃くなっていく
これが「 」の
ありのままだとして
それでも貴方たちは
愛してくれますか?
コメント
37件
ポエムやなぁ、うむ!(・∀・)イイネ!!
ポエマーやなぁ……() でもなんかくるものがあるわ……(?)