TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
シェアするシェアする
報告する


見る専とか言っておきながら何書いてんだこいつって思っていただいて結構です。長いです。言葉が変なとこも多分あります。

自己満&ノリで書いたものです。

100%捏造・妄想です。










ここは小さな街_speed star city。

魔物の侵入を防いだと言われる冒険者の呼び名から付けられた街である。

その冒険者の名はおんりー。呼び名:スピードスター。

1年前この街を救ってから彼は村人たちに勧められこの街に住むことになった。この街には多くの冒険者も立ち寄るため、彼はギルドをつくり、そのギルドの長になったのであった。



「ふぅ。」

仕事が一段落して机の上のコーヒーを飲んだ。その後、ドアを開け部屋から出ると二人の女性が話していた。

「ねぇ、この噂知ってる?ある少女がドラゴンに呪いをかけられたっていう噂。」

「それ知ってる!この街から行ける立ち入り禁止の森の先にある城にいるって言われてる女の子でしょ?」

「そうそう!」

「その話詳しく聞かせてもらってもいいですか?」

「あ!ギルド長、こんにちは!えーっと、今の話聞いてました?」

「ええ。最初から聞こえていました。」

「それなら大体は今言った通りです。見た目は、サングラスをかけてて紫色のリボンで髪をツインテールにしてて、紫色のドレスを着ているらしいんですよ。」

「なるほど………。」

ドラゴンに呪いをかけられてしまっただなんて、なんて可哀想なんだろう。

「よし、その人の呪いを解きに行ってきます。」

「え?!本当ですか?!」

「なぜそんなに驚かれるんですか?」

「い、いえ、その……」

「その女の子何故か皆に怖がられてるっていう噂もあって………」

「信憑性の無い噂を信じてるんですか?私はそんなことしないです。人が困ってるのに怖くて助けられないなんてそんなのいけないと思います。とにかく今から行ってきますから。」

「「あ…………。」」

そう言ってギルドを後にした。



ギルドを出た後、この街の長のいる屋敷へと向かった。

「失礼します。」

「おぉ、おんりー殿ではありませんか。何かあったのですか?」

「この街から行ける立ち入り禁止の森の先に少し用があるので、許可を貰いに来ました。」

「おぉ、そんなことですか。いいですよ。ですが、危険ですのでくれぐれもお気を付けて下さいね。」

「ありがとうございます。」

そうしてお礼を言い、例の森へと足を進めた。








「にしてもどんな女の子なんでしょう。サングラスをかけてて、ツインテールで、紫色のドレスを着てて……ちょっと独特な子なのでしょうか。………っ!」

その時背後から魔物の気配がして、振り返ると襲ってきたが難なくかわし、剣でとどめを刺した。

「いくら立ち入り禁止と言っても、そこまで強くはないですね。」

だが油断は禁物だ。そうこうしてるうちに、女の子がいると言われている城へ着いた。

目の前には大きな扉。少し押してみるとギギギ……と音がして開いた。

「すみませーん、誰かいますかー??」

シーン………。

「誰もいないんでしょうか。」



???「アナタだれ。」

「?!?!」

聞こえた声に振り返るとギルドで彼女たちが言っていた特徴と一致する女の子が立っていた。女の子と言っても10代後半くらいの体格、顔立ちをしている。


__というか今気配もなく近づいてきた……?


???「アナタだれって聞いてんの。」

「…すみません。私は近くの街のギルド長のおんりーです。」

「ふーん。で、ここになんの用?」

「あなたの呪いを解きにきました。」

そう言うと、彼女はとても驚いた顔をした。

「…………………は?!い、今なんて言ったの?!」

「いえ、だからあなたの呪いを解きに……って、なんで泣いてるんですか??!」

「うっ、だ、って、そんなこと、言って、くれる人いなかった、し…」

「そうなんですか……。でも安心してください。私が必ず解いてみせますから。それよりも、そんなに泣いてたらあなたの綺麗な顔が台無しですよ?」

「なっ………?!」

ぼんっ!という音がしそうなほど彼女の顔は一瞬にして真っ赤になった。

「………あなたよくそんなこと言えるわね。」

「ふふっ。まあ、気を取り直して、あなたの名前はなんですか?」

「あたしの名前はぼん子。よろしくね。」

「ぼん子さんですね。よろしくお願いします。」








「それで、どんな呪いをかけられたんですか?」

「その事なんだけど………」そう言いかけて彼女は口をつぐんだ。

「何か言えないことがあるなら無理して言わなくていいですよ。」

「……あなた、本当に優しいのね。別に言い難い事じゃないのよ。ただ、伝わるかなーって思っただけ。」

「伝わるかな、とは?」

「あのー、ドラゴンが呪いをかけたのは知ってるのよね?」

「はい。」

「あたしは何の呪いかけられたかは分かってるんだけど、それを人に言えない呪いにもかけられてるの。」

「つまり俺には伝えることが出来ない、ということですね。」

「物分りも良くて助かるわ。そういうこと。だから本当は言いたいのに言えないからみんなにも怖がられるわけよ。」

「なるほど。でも、俺は信じますから。安心してください。」

「……………ありがと。」

その一瞬、ほんの一瞬だけ彼女は笑った気がした。その微笑みを見た時、もしかしたら運命の人ってこんな人のことを言うのかな、と思った。って何考えてるんだ。

「それで、肝心のドラゴンはどこに?」

「うーん…ここからじゃ分からないし、ちょっとついてきて!」






そうして連れてこられたのは城のバルコニー。ここからは綺麗な景色を眺めることができるようだ。立ち入り禁止の森の先に、こんな綺麗な自然がどこまでも広がっていただなんて知らなかった。

「わぁ………こんなに見渡せるんですね。」

「そうよ。毎朝起きたらここからの景色を眺めているわ。っと、ドラゴンはあそこにいるわ。」

そう言って指を指した先には漆黒に覆われている城があった。

「あんな所に城なんてものあったんですね………。」

「私は呪われてすぐ、去っていったドラゴンをこのバルコニーから見て、あの真っ黒な城に帰っていったのを見たのよ。」

「なるほど………。」

漆黒な城は見るからに危険なオーラを放っている。

すると彼女は急にこんなことを言い出した。

「あ、ちなみにだけど、呪いのこと一応言えるんだけどね。」

「え?」

呪いのことが言える?さっき言えないって言っていたはずだが………?

「実はドラゴンがかけた呪いは………げほっ…!」

言いかけたとき、彼女は口から血を吐いた。

「?!だっ、大丈夫ですか?!」

「ん……平気よ。前もたまたま通り掛かった人に言おうと思ったら血を吐いたのよ。だから言えないの。」

「そのことを伝えるために無理に言わないでくださいよ!信じてますからって言いましたよね?!」

「………ごめんなさい。」

「…………分かったならいいです。もう言わないでくださいね?」

「はい。ごめんなさい。」

「ということで目的地も分かったので倒しに行ってきます。ここで待っていてください。」

「あ、その事なんだけど、あたしもついて行くわ!」

「いや、危ないですって!」

「だーいじょおぶだって!えーっと、……」

ザシュッ!

「いたーーっ!」

何をするかと思えば、彼女は近くに落ちている木の枝で自らの腕を少し傷付けた。

「ちょっと!?な、何してるんですか?!」

「大丈夫だって!見てて!」



_____✩.*˚‎𓂃 𓈒𓏸☆≈!!



何か呪文のようなものを唱えた後、紫の光が彼女を包み込み、彼女の傷付いた腕がみるみるうちに回復していく。

「な…………」

「ね?だからいったでしょ?これからの旅?は絶対無傷では済まないと思うの。だからあたしが、あなたが傷ついた時癒してあげる!ね?だから連れてって!おねがい!」

確かに彼女の力があれば傷ついた時安心かもしれない。だがこの先、どんな危険があるか分からない。

「すごく有難いのですが、本当に危険です。」

そこまで言うと、彼女は怒った顔をしてこう言った。

「それであなたが死んだらどうするのよ!あたしの呪い解くために死んだなんてそんなのイヤよ!……もう、連れてくって言うまで離れないから!」

そう言うと俺に抱きついてきた。

「ちょ……?!」

「ふん!離さないもん!」

「…………はぁ。仕方ないですね。いいですよ。」

「やったぁー!じゃあよろしくね!」

「よろしくお願いします。」

討伐には一人で行くと思っていたから、着いていくと言ってくれて本当は嬉しかった。

彼女の呪いを解くためにも早く討伐しに行かなくては。彼女が幸せに暮らすことができるように。














すごく長いですね、はい。お試しで書いてみたんですけど、ほんとにただの自己満です。書き方もこれでいいのかよく分からないです。

続くかは…………分かりません。お試しなので。

どうか呪いよ解けないで

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

25

コメント

9

ユーザー

初コメ失礼します⋯、めちゃくちゃ可愛いお話でほんわりしちゃいました⋯⋯⋯、私より才能あって羨ましい限りです、、

ユーザー

おもしろそう…

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;