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待ってすっごい好きな話な予感✨ 楽しみにしてます!
『ぺんちゃん!今日はなにして遊ぶ?』
「んー、かくれんぼ!」
『かくれんぼかぁ、いいね!隠れる?見つける?』
「かくれる!から、ーーーーはおれこと見つけて!」
『よし!じゃあ、10秒数えるから、その間に隠れるんだぞ〜?』
「あはは!笑 かくれるぞー!」
『ぺんちゃん、、』
「なぁに?」
『ぺんちゃんはこの先、どんな大人になるんだろうね…』
「おれは、ーーーーといっしょに大人になる!」
『……そっかぁ、そうだねぇ…。一緒に大人になれるといいね…!』
「ーーーー…?どこ、?
ねぇ、どこ行っちゃったの…?……グスッ、うぅ…」
「うわぁぁあぁぁん、置いていかないでぇぇぇ……
うっ、うぅ…グスッ、ひとりにッ…しないでぇ…」
ハッ
また、この夢…
何度目だろう。最近、このような夢が続いてる。
俺と誰かが森の中で遊ぶんだ。その、”誰か”が、分からない…。
名前は夢の中で言ってるはず、姿も見てるはずなんだけど、…何故だろう。
名前も、顔も、姿も、全部分からない。
モヤがかかってて思い出せそうで思い出せない。
…気持ち悪い感覚だ。こんなに気持ち悪いことが他にあるのだろうか。
気にしても、しょうがない。
今日も学校へ行く準備をする。
ガラガラガラ
pn「おはよー」
もぶ「おはよう!ぺいんと!なぁなぁ、昨日のさー、ーーーー」
pn「へー」
学校に着いたらHRが始まるまで、友だちが興味のないテレビ番組の話をする。
俺は、聞いてないように返事をする。
もぶ「おいー、もうちょっと興味持てよ〜。そんなんじゃモテねーぞ?」
pn「別に、モテたいわけじゃないし。」
もぶ「お前ほんっとう変わってるな。」
pn「よく言われる。」
俺がこういう接し方をしてるがなんだかんだ話しかけてくれる、いい奴だ。
俺がこういう性格なのは2年前、中学校入った頃からだ。
興味がないも話、つまらない話は基本的に聞いてない。
小学生の頃は、もっと興味があったんだけどな。
興味がない…というか、信じられないんだろうな。人の言ってることが。
昔から、何かしらと裏切られる性格だった。
友だちと遊ぶ約束してたが、時間になっても集合場所に来なかった。
翌日、理由を聞いたら『急用が入った。』だった。
友達より急用が優先ってか。まぁ、諸事情だったらしゃーなしか。
だけど、唯一信じられる奴がいた。
誰か忘れたが、そいつもどっか行った。
……いや、居なくなったんだ。俺とずっと一緒にいてくれるって言っのに、その言葉を裏切った。
そこから俺は、人の言ってることが信じられなくなった。
ガラガラガラ
先生が入ってきた。HRが始まる。
先生「よし、HRを始める前に転校生がいる。」
「仲良くしてやれー。」
転校生?もうすぐ中間テストが始まるこの時期に?
転校生終わったな。
先生「入っていいぞー。」
クラス中がざわめく中、入ってきたのは、
青い瞳に、青いニット帽を被った、少年だった。
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