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始まりの夜2
会議室に入り、中にいる部下たちに計画を話す。その後、各自任務の場所へと向かうのだ。(俺は誰かに聞かないと場所がわからん!)
夜の2時、国会議員の家に着いた。
あらかじめ用意していた侵入経路で軽やかに忍び込む。するとターゲットの国会議員の男は、パソコンで何かの作業をしていた。「そんなところで何をしてるんだ?」と、僕はその男に問う。その男は、慌てた様子で「き、君!なんでこの家に入ってきている!私の家だぞ!」と叫ぶ。「そのパソコン、裏金についての記録をしているよね?我々は何度も忠告をしたはずだ。不正をするな、と。」そう聞くと、「なぜそれを君が知っている?!頼む!見逃してくれ。いくら欲しい?」俺は深いため息をし、こう答えた。「お前の命。」
それを聞いた途端、男は急いで警察に通報しようとした。しかし、こちらは対策済み。電話線や通信妨害をしているため誰も気づかない。「や、やめてくれ!頼む頼む!」男がそう叫んでいる途中で、僕は男の首を切った。
男は死に、周りに沈黙が走る。周りの部下たちに後始末と証拠隠滅、撤退命令を出しそのまま本拠地に帰還する。
そう、これが僕の仕事。そしてこの事件は、すべての始まり。これから起こす革命の予兆に過ぎないのだ。