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私はあの人らと同じにならないって心に誓ってるけど、でもきっと、シュンくんと一緒にいたら同じになってた気がして仕方ない。シュンくんは私や麗にキレて、私はそんなシュンくんにキレて麗に八つ当たりしたりとかして。
うん、あの人らと同じだね。私はあの人らの子供なんだってすごく感じる。
叔母さんがいてくれなきゃきっとそうなってた。
だからもっともっとそうならないように気を付けなきゃって思う。
「望は頑張ってる。頑張ろうとしてくれてる。私はそんな望だから力になれるんだよ」
叔母さんはそう言って私を抱きしめて頭を撫でてくれたりした。私はもう麗の母親だけど、こんな風にしてもらえたらすごくホッとできた。だから麗にもそうしてあげなくちゃって思う。