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遅れた遅れた遅れた遅れた遅れた遅れた遅れた遅れた遅れた遅れた遅れた遅れた、、、過去の私ふざけんな。もう好き、、あ、涙が、、
太「……中也、なんでッ」
あれから探偵社の寮に帰って速攻ベッドに潜った。……潜って2時間くらいたった今でもわたしは布団から抜け出せないまま。動こうとしてもあの酷く冷たい瞳が脳裏に浮かんでわたしが動くのを拒んでいる。……中也は本当にわたしを忘れてしまったんだろうか。そんな希望を胸に抱いていても未だ動けない。拭ったハズの涙がまた溢れてくる。そんな自分に嫌気がさしていた。
ーー『コンコンコン』
突如、扉を軽く叩く音が聞こえた。わたしはーーさんだろうなと思いながら扉を開けた。
太「はーい……って矢張りあなたですか」
乱「やァ太宰!!調子はどうだい?」
太「……お陰様でもう大丈夫です」
わたしは何時もの笑顔を乱歩さんに見せた。すると乱歩さんは真剣な表情になって_____
乱「わかった太宰。休んどけ。」
太「……へ?」
わたしの嘘は矢張り一瞬で見破られました。
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乱「なぁ太宰、なにかあったろ」
乱歩さんは駄菓子を頬張りながら何時もより低い声音でわたしに云う。まぁ、なにもなかったと言えば嘘になるのだが。
太「……少し、中也に逢いましてね」
乱「そっか……中原くんはどうだった?」
太「……前よりも幾らか変わっていましたよ」
乱「……『太宰を覚えてない』とか?」
太「……!そうですね。矢張り、乱歩さんには敵いません」
図星でなんともいえないわたしはいつも通りに返答する。それすらも乱歩さんは見抜く。乱歩さんには敵わない。それでも…
乱「…で?太宰、どうするんだ?」
太「なにがですか、?」
乱「…中原くんを元に戻す方法。」
太「…その件ですが」
乱「…太宰。僕だって無理にやれとは言わない。だけど断言してあげよう。」
太「…?」
太「…ですね、わかってます。それくらい。」
乱「…わかってるならさっさと探すぞ」
太「え、?はい…」
太(乱歩さん…なにか何時もと違う…?)