理玖「作戦が決まった。」
優斗「今回は、どんな感じ?」
理玖「まずは、圭にセキュリティの解除、監視カメラを切ってもらう。」
柳介「どれぐらい?」
圭「無制限。だけど、それで混乱を招く事になる。」
瑠霞「くれぐれも、見つからない様に。」
圭「盗聴器と隠しカメラ瑠霞に仕掛けてきてもらったから、あっちの話は筒抜け。」
乙也「いつの間に、、」
圭「だから情報を兎綺にまとめてもらった。」
兎綺「警備が手薄になる日がある。この事務所の運命を左右する様な大事な取引がある日。」
凛「警護につくから、警備が手薄になるんだね」
理玖「混乱により警備員達は施設内を駆け回る事になる。そこで制服を奪う。」
郁「特製ガスで一発で気失わせるよ。」
理玖「そうする事でカードも奪い宝石のある部屋に侵入。」
翔「逃げるのは、どうすんの。つか、瑠霞が近づいてすり替えた方が良くね?」
瑠霞「でも、そんな簡単に行く?」
翔「お前は、ハニートラップ仕掛けた方が良い。」
祐樹「顔は見せないでいた方が良い。身元がバレるのは避けたい。」
理玖「圭、逃走経路の話を。」
圭「ここ実は、隠し通路が地下にある。そこから抜け出せる。」
祐樹「何処に出るんだ?」
圭「数十メートル先のここ。」
理玖「逃走用に車を用意しておく。」
優斗「俺が運転して逃走成功、と。」
理玖「決行は明日の夜、それまでに準備しておく。会議は終わりだ。」
圭「いつも通り情報も引き抜くでしょ?」
理玖「勿論。」
凛「盗聴器と隠しカメラどうするの?」
理玖「瑠霞が回収しに行く。」
瑠霞「完全なる裏方だからね~。」
兎綺「それぞれの個性を生かしてると言いますか。」
瑠霞「そ~いや、この前頼まれてた写真撮ってきたよ。」
凛「マジ?ありがと~、ばっちり撮れてるじゃん。」
瑠霞「女好きだと、そ~いうの手軽に撮れる。」
凛「うん、納得。どれぐらい、お金搾取して欲しい?」
祐樹「ざっと、二千万。」
凛「それだけ?」
祐樹「いや、もう少し取るか。」
郁「接待の時とか武器改良、開発の時とか色々必要だからね。」
祐樹「じゃあ、五千万だな。」
凛「分かった。」
瑠霞「ちゃんと、記憶も有耶無耶にしといたから写真見せればすぐ信じてくれるよ。」
凛「流石、ぬかりない。」
理玖「そういや、お前また車に傷付けただろ。」
優斗「いや、あれはちげぇよ!他の奴にやらせたら傷つけた。」
理玖「他の奴?………まさか?」
翔「やべ!早く逃げろ‼︎」
柳介「早く!早く‼︎」
理玖「お前らか‼︎おい、逃げんな‼︎」
瑠霞「優斗、濡れ衣~笑笑」
優斗「全く、俺が傷つけた訳じゃねぇっつうの。」
郁「まぁ、日頃からの行いだろうね笑笑」