真っ暗闇の中に温かい光が灯る
儚く脆いゆらゆらと揺れて甘い匂いを漂わせた
おめでとう
数人はそう言う
無邪気な笑顔で感謝を伝えることは年々できなくなってくる
なのに彼には言えた
ありがとう
昔の子供の頃のような笑顔
肩と肩を寄せ合って
蠟燭眺める
彼の冷たい体に温もりが伝わって
少しの安心感で微笑んだ
腫れた目尻がヒリヒリと体を刺激して
彼の体温で私の心は荒んでいく
火が消えると愛も蠟燭にように溶けてしまった
私は彼の肩で
ごめんね
と呟いてケーキを頬張った
途中で寝ぼけてなに書いてるかわこんなくなりまきた
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