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始まりの物語 〜序章〜

始まりの物語 〜序章〜

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第2話 新しい風が吹いた瞬間

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2024年03月07日

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一緒に住み始めた時に労金からお金を結婚式費用で200万借りてきたと…

寝耳に水なんですけど。

一緒に住むその前に結婚式は挙げずに写真だけ取りましたが指輪は?

仮で良いから私に用意しといてと言われ仕方ないから安いペアリングを私が購入しました。

別れるまでその指輪で新しい指輪はありませんでした。

エンゲージリングは貰いましたが…

いろいろおかしいでしょ…

お金あるならペアリング何で私に買わしたの?

新婚旅行も私がお金を借りてマカオと香港に行きました。

一緒に住み始めて2日後から全く帰って来ない…

ご飯は用意してるのに連絡すら無くて夜の8時くらいに今日は御飯いらないからとメールが来る。

帰って来るのは真夜中になるか、帰って来ないでどっかに泊まる。

ワイシャツを普通に洗濯してたらクリーニングに出しといてと言い出す…

一番安いお店を探して1枚150円で出し始めました。

毎月10万円のお金を家に入れる約束だったよね?

貰った翌日に2万取られたのですけど…

結局1ヶ月内で8万取られました。

クリーニング代とかも含めて2万です。

朝御飯作っても食べた事はほとんどありませんでした。

私はコーヒーは一切飲まいのですが、あっちはコーヒーばっかり飲むので毎日朝はコーヒーを落としてましたがそれすら飲まずに出ていきました。

たまに朝言われた時間に起こすと怒鳴られたりもしました。

毎月赤字でした。

後々発覚したのは借金は180万ではなく300万でした。

労金から200万借りてきたので既に500万…

意味がわからない状況でした。

なのでご飯はほとんど作っても捨てるか私が1日かけて食べるかでした。

そんな中でいきなり旅行にいくからお金用意しといてと週末は毎週ゴルフ三昧で家にもいないのに旅行ってなに?でした…

お金工面するのに自分の貴金属やエンゲージリングや弟から貰ったプラチナのごつい指輪まで手放しました。

お金足りなくて旅行の前日にパチンコで10万稼いだ時もありました。

なんならスロット壊してメーカーがふざけて入れたエンドレスマークすら出しましたね。

我慢の限界でストレス発散にママさんバレーに行き始めたら、そこで保険外交員に捕まりました。

まずは試しに国家試験の勉強会の3ヶ月だけやらないか?と言われました。

断りたくて彼に相談したら、『収入があればもっと自由が利くよね?やりなよ』と言われました。

えっ?私の収入も当てにし始めたの?

私の貯金だってほとんど使われたのに…

義母から何かの際のお金にと内緒で貰った10万くらいしか蓄え無くなってきてるのに…

本当に絶望感でした。

そのまま別居するまで3年8ヶ月も生保で働いて彼の借金返済と自分の借金200万が出来上がりました。

結婚して半年経った頃に結婚する前に散々車は買い替えといてと頼んでいたのに『俺はこの車は乗り潰すまで絶対に乗るから』と頑なに拒否していた車の車検が来ました。

車検費用が60万近く来たのを見て買い替えると言い出しました。

結局200万のローンで中古車を購入しました。

…今いくらの借金なの?

私が知ってるだけで結婚して半年で700万になってない??

問い詰めますよね…

私はあんたの家政婦じゃないわ。

そしたら総額ほぼ900万の借金が発覚しました。

ゴルフ三昧を禁止をして自宅でご飯は食べる事を言い渡しました。

給料は一応額だけは聞いてましたが出張費や経費等の振込は別口座に入るのでそっちは数万円以上あったはずです 。

私が働き始めたら一切のお金を入れなくなりました。

一緒に買い物に行った時とたまの外食だけは出してくれましたね。

今度は労金から一括返済のローンを組んできました。

私に50万返してきました。

残りの250万でアコムと武富士を完済しました。

毎月のローンで3個分(結婚資金、車のローン、返済費用)7万の返済になりました。

ですが、旅行を勝手に組んで来てその費用は私持ちは変わりませんでした。

50万返ってきてもあっという間に無くなり、返済したはずのアコムにまた借金をしていました。

また私から搾取していく日々に逆戻りしました。

そんな状況だからリボ支払いの生活費で日用品や食費をまかない、返済金が足りないからと毎月数万円取られる日々に営業ノルマがあるので私はボロボロになっていきました。

そんな時に路上で歌う彼らに出逢いました。

どんなに寒くても路上で歌いチラシを配ってる彼らの歌に何故か惹かれました。

チラシを貰ってお家に帰り検索してみました。

次の予定とか書いてあったので、暫くしたら聞いてみたくなり行ってみることにしました。

そしたら何故か付いてくると言い出して迷惑な奴だなと本当にイライラしました。

始めてのちゃんとした路上のアーティストさんの歌を聞くなとワクワクしながら行きました。

あっという間に日が暮れだした時に震えながらファン対応しているメンバーに温かいコーヒーを差し入れしました。

早く帰ろうと五月蝿い彼を無視して眺めてました。

チロルチョコですら感激する2人を見て微笑ましかったのとコーヒーを飲みながら離れた私をジーと見てくる2人の視線が恥ずかしくなり帰ろうとしたらおじさんが近づいて来て『コーヒーありがとうね、2人と話さなくていいの?』と聞かれました。

私は恥ずかしいのと早く寒いからファンを巻いて帰れば良いのにと思ってました。

なので私は大丈夫です。もう帰りますと笑顔で答えて家路につきました。

始まりの物語 〜序章〜

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