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花 の 散 り 際 に も

花 の 散 り 際 に も

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花の散り際にも○○○○

♥

1,002

2024年04月02日

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呪術廻戦伏黒恵 様の夢小説




⚠自己満夢小説

⚠暗め

⚠何が言いたかったのか分からん

⚠悲しい

⚠終始伏黒side

⚠脳死状態で書いています

⚠雰囲気重視




それでも良い方だけお進み下さい🐺























花ような奴だった。





白ユリのように無垢で向日葵のように明るくて、

最後は桜のように儚く散った。



自身の命と引き換えに強力な呪いを祓った。


彼奴の術式は等価交換的なものだったから。



呪術界の人間、特に上の者はそれを

偉業を成し遂げたと、名誉な事だと褒め讃えた。



それが、気に食わない。



彼奴はいつでも自己犠牲的で利他主義だった。


相手を倒せるなら、仲間を守れるなら、

自分の命も厭わない。


俺も同じようなタイプだが、

彼奴が死んでやっとそれが間違いだと知った。


だって彼奴が死んで悲しむ人間が大勢いるのだ。


言ってしまえば俺は、

その呪いによって誰が死のうと、

彼奴が死ぬよりはマシだと考えてしまうから。




「私はたくさんの人を助けたいの」


彼奴が口癖のように繰り返し言っていた言葉。

何度聞かされるんだと飽き飽きしていた言葉。


それももう聞けないと気付くと、

胸に穴が空いたように喪失感に襲われた。




「彼女は死ぬべくして死んだ。あの呪いを祓えたことは命を失うのと同等の価値がある」


よく知らねぇ爺さんに言われた。

上層部の偉い人間。


俺は其奴を殴り飛ばした。


彼奴は死ぬべくして死んだ?

彼奴が死ぬのと呪いが同等の価値?

巫山戯るなよ、少なくとも俺の中では───


彼奴は、何よりも重くて大切で、

何にも変え難い唯一無二の存在だったんだ。






< 花の散り際にすら値がつく >

ヨルシカ/ヒッチコック 引用

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コメント

7

ユーザー

あっ…… むり……なんかもう世界の全てが美しく見えてきた(?) 夢主ちゃんも伏黒くんも素敵すぎる すき 語彙力しんだ

ユーザー

透明感がすごい文章でした✨ 短い文章でも、伏黒くんから見た 彼女の姿がひしひしと伝わってきて とても儚げだけど、芯がある子 なのかなぁと思いました! 少し悲しかったけど良い話でした!

ユーザー

はへ、最高なんですけど😢 これはちょっと何回も見返さねば

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