注意⚠︎
・ご本人様には全く関係ありません。
・エセ関西弁⚠︎
・四流組 地雷の方⚠︎
・幼児化のは表現あり⚠︎
(視点無し)
早朝、時刻は午前4時。
茶色いショートヘアでスコップを持った男と、和服で顔に 天 の文字が書かれている紙を付けている男は どうやら任務が終わったばかりで、今 帰っているようだ。
sho
「は〜ッ、、つ”かれた”〜、、」
「なんッ でこんな遅くまで仕事せなあかんねん! このブラック会社!! クソグルッペン!!」
rbr
「うっさいわ! 近所迷惑や!! 静かにせぇ!!」
sho
「お前の方がうるさいやろ、、」
「てか、なんで寄りにもよってお前とやねん、口うるさいし、背はちっさいし、、」
rbr
「背は関係ないやろっ!!!」
sho
「うっさ、、」
「…、ん?」
そんな会話をしている時、、男、シャオロンが何かに気づき、足を止めた。
そんな彼を不思議に思いもう一人の和服の男、ロボロが問いかける。
rbr
「あ、? なんや。どうかしたんか?」
sho
「いや、、あれ。」
そう言い、シャオロンは指を指す。
シャオロンの指が指す方向にロボロは目を向けると、そこには二人の幼い少年。
パッと見、少年の特徴は
少し、いや大分 大きめの緑のパーカーを着ていて 目元は隠れていてよく見えない、髪の毛は焦げ茶色。
野宿でもしていたのだろうか、服も髪も、少し汚れてしまっている。
もう片方の子は、、髪の毛と、目の色、なんやろ、、全体的に色素が薄い、、?
目に関しては眼球までもが白っぽく、遠目から見れば白目に見えるほど瞳の色素が薄い。
髪の毛も少し黄色味はがかっているもの、白っぽく見えないこともない。 緑のパーカーを着ている子とは違い、あまり目だった汚れはなさそうだ。
二人共 7、8 歳ぐらいだろうか。 兄弟、? 双子の様に見えなくもない。
特徴はこんな所だろうか。 しかし、なぜこんな時間にこんな幼い子供が、、?
疑問が次々と浮かんできては切りが無いため、ロボロとシャオロンは少年2人に話しかけることにした。
rbr
「…子供がこんな時間に何してんねん?」
zm
「、!!」ビクッ バッ
ロボロが話しかけるとのパーカーを着た少年は素早くもう一人の少年の前に立ち、少年を守るように大きく手を広げ、ロボロに警戒心と殺気を向け、ギロリと強く睨む。
rbr
「え、えぇ、、そんな警戒せんでも、、なんもせぇへんよ、。」
sho
「ぶはww おま、めちゃめちゃ殺気向けられとるやんけwww」
rbr
「💢」
「ん、ん”ん、、えぇっと〜、君ら迷子かな〜?」
zm
「迷子ちゃうわ! 馬鹿にすんな!!」
rbr
「あぁん? なんやと?くぞガキ。」
緑のパーカーの少年は少し気が強いらしい。怖いもの知らず と言ったところだろう。
その光景を見たシャオロンは爆笑しだし、ロボロは少しずつ不機嫌そうな顔へと変わっていく。
sho
「ひぃっww お腹痛いwww」
「ロボロ〜w 子供相手にガチになんなよw」
rbr
「わ、分かっとるわ!」
「ん〜、、じゃあ なんで君らこんな時間にこんな所居んの? 親御さんは?」
zm
「…親なんておらん!! 孤児院育ちや!」
「、孤児院から逃げ出して来たんや、、!」
r /s
「え、?」
sho
「えぇ、、逃げ出してきたて、、」
rbr
「それ、結構ヤバいんとちゃうか、?」
「ん〜、、スッー、、とりあえず君ら名前は?」
zm
「…おっさんらは誰やねん。まずこっちに聞いてくる前にそっちから言うんが礼儀やろ?」
rbr
「💢、、一々勘にさわるガキやな、、」
sho
「まぁまぁ、w」
「言い忘れとったな! 俺はシャオロンや あと俺はおっさんや無くてお兄さん。な??」 (圧
zm
「、ん。 で?おっさんの横に居るそっちのおっさんは?」
sho
「おいクソガキ。」
rbr
「お前までムキになってどうすんねん。 はぁ、、 俺はロボロや。」
「、ほら 俺らは言ったで お前は?」
zm
「…ゾム。 俺はゾムって言う!! 」
sho
「ほ〜、えぇ名前やん。 そっちの子は?」
「さっきから一言も喋っとらんけど。」
zm
「!、」ビクッ
「…」ギュッ
シャオロンは先程から少しも喋らない、それどころか表情ひとつも変えないもう一人の少年を指さし、質問する。
すると、ゾムは先程までの威勢が嘘かのように静かになり、もう一人の少年の手を握った。
zm
「、こっちはエーミール。」
「ちなみにちょっとでもエーミールに近寄ったり、傷つけたら、、」
そう言い ゾムはパーカーのポケットから小型の爆弾を取り出した。
r / s
「ッ、!?!」
zm
「殺すから。」(圧
rbr
「おま、ッ、、どっからそんなもん出してんッ!?、」
sho
「危ないやろ、!! 今すぐそれ捨てろ!」
zm
「別にエーミールに何もせんかったら使わへんし。」
「それに、別にこんなちょっとした爆弾じゃ死ぬこともないやろ。」
先程の無邪気さはどこにも無く、冷静沈着のゾムの姿を見て 背筋に冷たいものが走るロボロとシャオロン。
その間もエーミールと言われた男の子は無表情でゾムの手を握ったままただただ ボッーっとして立っていた。
sho
「…ロボロ、どうする、?」
「流石にこのまま爆弾持ってる上にボロボロなガキを見なかったことにするんは、、なぁ、?」
「無理があるやんな、?w」
rbr
「なんや。あんさん、捨て猫は見捨てるくせに子供は拾うんか?w」
sho
「、俺一人やったらそもそも話しかけずに見捨てとる。」
rbr
「ぶふw まぁ、知ってた、w」
zm
「何コソコソ言うてんの? 俺も混ぜろよ〜。」
rbr
「ん、ゾム、とエーミール。 俺らに付いてきな。」
zm
「、? なんか知らんけど分かったぜ!」
どうやらまだ幼いゾムは “ 危ないこと ” の区別が付けられないらしい。
知らない人について言ってはいけないと言う考えは持ち合わせて居ないようだ。
付いてこいと言われれば簡単に付いてくる。
そんなゾムに少し不安を感じる二人だった。
少しずつ機嫌もゾムの戻ってきたらしい。鼻歌交じりに二人の後について行く。
そして四人は歩き出した、
ついたのは大きなビルの前、ゾムは少し警戒しているようだ。 エーミールは、、相変わらず無表情、。
正直、何を考えているのか 少しも分からない。
不思議なオーラを醸し出していて少し近寄り難い。だか、ゾムはそんなこと少しも気にしていないようだ。 エーミールと手を繋ぎ、ヅカヅカと歩いてゆく。
sho
ガチャッ
「帰ったで〜。」
tn
「おぉ、遅かった、、な、、?」
ガチャリ とドアを開け 部屋に入ると そこには書記長であるトントンが居た。
トントンがドアの方へと目線をやるとシャオロンとロボロ、、後二人の少年が立っていた。
tn
「… 遂にお前らも、、犯罪者になったか、。」
rbr
「なんでやねんッ!! なってへんわ!!」
tn
「いや、流石に無理があるで、?」
「誘拐はちょっと、俺でも庇いきれんて、、」
rbr
「だから してへん言うとるやろッ!!!」
zm
「…、ぶた、、??」
tn
「誰が豚じゃいッ ( ᷄ᾥ ᷅ )」
sho
「いやお前は豚やろww」
tn
「ちゃんと人間ですぅ」
「…で? 真面目にその子ら、どうしてん?」
rbr
「あぁ、道の片隅でうずくまっててん。 せやから拾った。」
tn
「拾ったて、、あんなぁ、、ここは養護施設やあらへんのやで?? 前も大先生あたりが子供連れてきたばっかやし、」
sho
「あ〜、ショッピとチーノのこと? 」
tn
「そうや。 お前らはこの組織のことをなんやとおもてんの?特に俺の事をなんやとおもてんの???」
「鬱の野郎 子守りを全部俺に押し付けよってッ、、俺はベビーシッターちゃうねんッッ」
rbr
「ほぼ前からおかんみたいなもんやん。あんま変わらへん変わらへん。」
tn
「あぁ?殺すぞ。」
sho
「あー、、始まった。 ゾム。 こっちこい。」
zm
「、エーミールも、?」
sho
「あ、、ゾムとエーミール。 二人でおいで。」
zm
「ん。行こかエミさん。」ギュッ
em
「…..。」ギュッ
シャオロンは常に無表情のエーミールがゾムに手を握られるとゾムの手を握り返したように見えた。
sho
「、なぁ。 気になっとったんやけどさ。」
「お前らって兄弟かなんかか? 双子?」
zm
ピクリ
シャオロンが質問をすると、ゾムの動きがピタリと止まった。
不思議に思ったシャオロンはゾムの目の前で手を横に振る。
sho
「な、なんかまずかった? ご、ごめん。」
zm
「…で、、ん、。」
sho
「え、?なんて?」
zm
「兄弟でも双子でもあらへんッ!」
「エーミールは俺の嫁さんやし!! チューも沢山したもん!!!そ、それ以上はまだやけど、、」
シーン
突然過ぎるゾムの驚きの発言に場は一瞬にして時が止まったかの様に静まり返る。
r / s / t
「はぁぁぁぁあッッ!?!?」
sho
「おま、、その年でもう ませてんのか??」
rbr
「、、よ、め、、??」
tn
「要らんことは言わん。 もうちょっと大人になってからじっくり考えろ。」
子供とは言え、冗談で言った言葉かもしれないにも関わらず慌てふためく情けない大人達。
必死にゾムを説得しようとする。
zm
「なんでや! 俺はエーミールがえぇねん!てかお前らにどうこう言われる筋合いないわ!!!」
tn
「それは、、そうかもしれへんけど、」
rbr
「エーミールはそれでえぇんか!?! ほんまにえぇんか!?!?」
em
「、、?」
やはり表情にはひとつも出さない。 だが 少し、気持ち 少し首を傾げている様にも見えないことは無い。
zm
「エミさんに近寄んなつったよな? 殺されてぇのか。」
そう言いゾムは先程の小型爆弾を取り出す。 それに気がついたトントンは驚きを隠せない様子。シャオロンはゾムに爆弾をしまうように一生懸命 説得をする。
tn
「はッ!? どっから出してんその爆弾 !?」
sho
「ぞ、ゾム! 落ち着け!! 」
zm
「俺は落ち着いとるわ。お前らや落ち着いてないんは。」
そんな騒がしい所に ガチャリっと扉が開いた音がする。 部屋に誰かが入ってきたようだ。
rp
「どうしたんですか? 随分と騒がしいですけど、、」
rbr
「あ!レパロウ!! ちょ、このガキを止めてくれ! 爆発される!!」
rp
「はッ、? えッ、!? 💦」
「な、なんで子供、?てかなんで爆弾なんて持ってんの!? 💦💦」
zm
「、今度は誰や。」
rp
「え、あ、、レパロウです、? な、仲良くしてくださいね〜、、なんちゃって、、」
zm
「…しゃーねーなぁ!仲良くしたるわ!」
rp
「えぇ、、?めっちゃ上から、、」
tn
「ナイスやレパ!やっと 機嫌が治った、、」
rp
「は、はぁ、、良かったです、?」
rbr
「いや〜、ほんまに危なかった、。」
rp
「よ、よく分かりませんが、そちらの幼い子たちは一体、?」
tn
「あ、せや、、俺も詳しいことは聞けてなかったな。」
sho
「あ〜、それなんやけど、。」
それからシャオロンは ゾムとエーミールについて自分が今知っていることの全てを話した。
rp
「ほぉ、なるほど。」
tn
「大体のことは分かった。まぁなんで孤児院から逃げてきたんかはまた聞くとして、」
「ずっと気になっとったんやけど、なんでエーミールの方はそんなに静かなん? 」
確かにトントンの言う通り、シャオロンやロボロは 【そういう子】として納得していたが、流石にこの静かさと反応の薄さは異状である。
例えるならば、そう
まるで感情がないようだ。
zm
「…。また聞く言うとるけど、それが俺らが孤児院から抜け出してきた理由や。」
rbr
「、? どう言うことや?」
zm
「、虐待、性的虐待、いじめ、人体実験。」
ゾムは話し出した、孤児院での事を、、目元は見えないが少し苦しそうな顔をしているのが分かる。
tn
「ッ、は、?」
zm
「そんな環境で0歳から育ってきたら、、当然正常じゃなくなる子供も出てくる、、大人のおっさん達なら分かるやろ、?」
sho
「、お兄さんな、。でもそれ、ゾムは大丈夫やったん?」
zm
「、おれは “特別” やった。 俗に言う人体実験の成功隊。つまりは、俺はもう人間であって人間じゃない。」
「生きたロボット人間。見たいなもんや。」
rp
「…でも、見た目は人間ですよね、?」
zm
「見た目だけ、やけどな。 勿論 痛みも感じるし感情もある。 やけど、身体能力はバケモン。」
「人間の5倍は飛べるし10倍足は早い。 視力も聴力も、、何もかもが普通の人間より良い。」
「頭は、、ほんまは俺 6歳やけど、9歳の人の脳みそを移植されたんや。やからちょっと頭良くなってん」ニコッ
そう言い、ニコッ と笑顔を見せつつも震え、上ずっている声で泣きそうなのが分かる。
zm
「だから俺は 隔離 されてた。 良い環境、良い食事に良い生活。 何もかもが整えられた場所で育った。」
sho
「、じゃあ 感情が無いように見えるエーミールは、、失敗作 やったってこと?」
zm
「、そうや。 …エーミールは失敗作1号。 エーミール以外にはまだ失敗作は居ない。」
「それ故に心が持たんかった。 毎日知らんおっさんにセックス漬けにされ、年下からの虐め、オバサンからの虐待に耐え、、」
「段々と心も感情も、、壊れてった。 」
「壊れかけの最初の方は今と真逆で、狂ったようにずっとニコニコしてて、、急に笑い出すことの方が多かった、、でも、完全に心が壊れてからはずっとこんな感じで無表情、。」
気づけば シャオロン達は全員、険しい顔、悲しい顔、、色々な感情が混ざりあったなんとも言えない顔でゾムの話をじっと聞いていた。
ゾムの苦しそうな声に、大人達はただただ寄り添うことしか出来なかった。
zm
「、最後に、謝らんと行かんことがあんねんけど、、」
sho
「ん、?なんや?」
zm
「さっき、シャオロンが俺とエーミールが兄弟か、みたいな事聞いてきたやんか、、。」
sho
「あ、あぁ、、爆弾発見する前のあれか、」
「もうそのことはえぇよ、」
zm
「いや、、その、、じつわ、、えと、、双子、、ではあるんや。」
・ ・ ・
rb / s / t /rp
「はぁぁぁぁあッッ!?!?」((再び
zm
ビクッ、
「デジャブ、?」
sho
「おま、、は!? さっきちゃう言うたやん!!」
tn
「てか さっき キスした言うて無かったか???」
rp
「ちょ、え、? なんの話ですか?? そんとき多分俺いませんでしたよね?」
rbr
「ちょ、、詳しく聞こうか???」
zm
「一気に喋んな。 うるせぇ。」
「…さっき言わんかったんは、、気持ち悪がる奴が多いから、、」
「、それに否定されると思ってん。 ただでさえ男同士なんに、双子で恋愛とか、、絶対否定されるし、。」
tn
「それは、。」
rbr
「…。」
rp
「、。」
sho
「、、さっきはあぁ言ったけど。」
「俺は別に悪いことや無いと思うで?むしろえぇと思う。」
zm
「、!!」
tn
「まぁ、否定はせんけど、もうちょっと大人になってからはあかんの、? ほら、さっきも言ってたけど君らまだ6歳やろ、??」
zm
「、俺は今がえぇ。 そんな大人になるまでなんて待てられへん。」
rp
「、まぁ、ゾム君、?がそう言うんやったらえぇんとちゃいます、?」
tn
「う、、そうやな、。」
zm
「…、エミさん、えぇって!✨️ ここの兄ちゃん達は認めてくれるってよ!やったな!」ニカ
sho
「!?! い、今、兄ちゃん達ってッ、!?」
em
「…。」ギュッ
zm
「、! エミさん、?」
em
「。。」
zm
「、へへ。」
♡200
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