🌈🕒短編集(ノベル)

第5話

🥷🔫　私もそばにいたい

2023年12月21日

#🌈🕒

#たんぺんしゅー

#2434

#2j3j

湊活動休止

今回も夢主います

今回は叢雲さんです

ワンクッション

キャラ崩壊、口調迷子、捏造注意

それでもいいかたは、どうぞ

夢主「」

叢雲カゲツ『』

昔守った/守られた人、と/に、また会いたくて/憧れて

ヒーローになりました

夢主視点

「今日から、正式にヒーローか…」

私は、今日からとある島の北に配属されることになった

今日から活動開始の新人だ

新人になった理由としては

昔妖魔に連れ去られて行き着いた里で

妖魔やその里の人に襲われた際に助けてくれた子がいた

その子は私を本気で守ってくれた

そんな姿に憧れて私はヒーローになった

「がんばるぞー！」

叢雲視点

伊波［そういえばカゲツってなんでヒーローになったの？］

『は？なんや急に』

伊波ライ［いや別に、気になっただけだけど］

『…しゃーないな』

『僕、昔自分が住んでた里に妖魔が入って来てん、しかもそいつ人里から1人の女の子連れ去ってる最中に僕の住んでた里を荒らしにきたんよな』

伊波ライ［それで？］

『僕はそん時、５〜６歳やったけど妖魔倒せるから倒してん、そしたら里の人たちがその連れ去られた女の子も殺せ言い始めてん』

伊波ライ［え、なんで？］

『まぁ、僕が住んでた里は忍者の里で地図から姿を消してたしな、もし女の子が外に情報漏らしたら僕の里や人たちが世間に晒されることになるしな』

伊波ライ［あー、確かに］

伊波ライ［カゲツはどうしたの？］

『僕はそん時はどうしたらいいんかわからんくて、女の子助けた』

伊波ライ［かっけ〜］

『んで、その女の子を逃すギリギリで、ありがとうって言われてん』

伊波ライ［おぉー、ってことはそれが理由？］

『いや、そいつにまた会いたくてヒーローなった』

伊波ライ［え？］

伊波ライ［…ちなみに今のところ会えては？］

『ないなぁ』

伊波と喋っていると

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

と、伊波のスマホが鳴った

伊波ライ［あれ、本部からメールがきた］

『なんてー？』

伊波ライ［…なるほどね］

伊波ライ［今日から北に新しく新人さんが配属されることになったから気にかけてやって、だって］

『へぇー』

伊波ライ［来週には星導とロウが出張から帰ってくるからそんぐらいに顔合わせ程度で行く？］

『行くか』

ヒーローは今は世間一般的に言うと繁忙期である

東のヒーローのオリエンスは今全員遠方に飛ばされてるし、西のヒーローのディティカも半数は遠方に飛ばされている

北のヒーローは、寒くてKOZAKA-Cがあんまり行動しないため、基本的には平和な国である

その後、そのまま伊波と解散になり僕は家でゲームしていた

『流石に疲れたわ』

と、言いながら伸びていると

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

『え？なに？』

〈緊急要請〉

と、アラーム音がなった

〈北の国にて、KOZAKA-Cが暴走、イタズラとしてその近くにあった神社の札を剥がし、それにより封印されてた怪物が解き放たれました〉

〈現在、北の新人ヒーローが1人で交戦中、ただちに現場に向かってください〉

『1人で怪物は無理やろ』

そう言って僕は早く着替えた

夢主視点

1,2時間前

初任務でKOZAKA-Cが町のいろんなチラシを剥がしてがっかりポイントを稼いでいると聞いて、1人で任務に向かった

本来新人はプロの方と一緒に行動しなくてはならないのだが今は繁忙期、誰もいなかった

「よっし、やるぞー！！！！」

とりあえず町の人たちに聞き込み…

そう思ってチラッと町の壁を見たら

ベリ

「…いた、こざかしー」

普通にいた

私に気がつくと

《ﾋｰﾛｰﾀﾞ、ﾆｹﾞﾛｰ》

と逃げていった

「あ、ちょまって！！」

私も全力ダッシュで追いかけた

30分ほど追いかけっこを続けて、追い詰めた先はどこかの古びた神社だった

神社の奥に進むとKOZAKA-Cがまた何か、紙をベリと剥がしていた

「やっと、追い詰めた」

《ｸﾞﾇﾇ…ｼｶﾀｶﾞﾅｲ、ﾔﾗﾚﾙｶ》

やられるか、そうKOZAKA-Cが言い終わったのと同時に

ﾊﾟｷﾝｯ

何かが割れる音がした

「え…」

その瞬間

私の体は神社の中から、神社の外に吹っ飛んだ

「え、ちょ」

急に空に投げ出されたので急いで受け身をとる

「なに、あれ」

巨大なフクロウのような、鳥類のなにか

さっきKOZAKA-Cが剥がしたものに封印されていたのか…？

「KOZAKA-Cの仲間…？」

そう思ってKOZAKA-Cを見たがあわあわしていたので違うなと思った

とりあえずこのことを本部に伝えなきゃ、そう思って、敵の死角に入った

そして急いでデバイスを取り出し

「本部、本部こちら新人北ヒーローの〇〇です、どうぞ」

するとジジッと音がして

【こちら本部、どうされましたか？どうぞ】

「こちら〇〇です、街で悪戯をしていたKOZAKA-Cを追い詰めたのですが、追い詰めた先で最後の足掻きとして剥がしたものが何かを封印していた、ものらしく怪物の封印が解かれました、どうぞ」

【こちら本部、それは1人で少しの間持ち堪えることは可能ですか？どうぞ】

「こちら〇〇、もって、1時間ほどです。どうぞ」

【こちら本部、わかりました、それでは今から西のヒーロー2名をそちらに向かわせます、近辺に村や集落はありますか？どうぞ】

「こちら〇〇、近辺に村や集落はないです、どうぞ」

【こちら本部、了解しました、土地の名前はわかりますか？どうぞ】

「こちら〇〇すみません、わかりませんどうぞ」

【こちら本部、わかりました、それでは今すぐ手配しますので、無闇な戦闘は避け不意打ちを狙っていってくださいどうぞ】

「こちら〇〇、わかりました」

そう言って通信を切った

「…不意打ちかぁ…」

そう言って斧を片手に持って相手の様子を見ることにした

伊波視点

緊急要請がかかり、呼び出され、北に到着した俺たちに本部から告げられたのは

伊波ライ［え？！新人さんの場所がわからないの！？］

『そうらしいな』

伊波ライ［えぇ〜、ちょっと待ってね、探索系のドローン出すわ］

伊波ライ［とりあえずこれで探してみるから、カゲツはここら辺の神社とか探してみて］

『わかった』

〇〇視点

様子を伺い続けること30分

突然、鳥の化け物がぐるりと首の向きを変えて的確にこちらをみてきた

「え」

その瞬間また空に、投げ出された

今度は上に吹き飛ばされた

「これ、やば…」

とりあえず吹き飛ばされた勢いをそのまま回転にあてて、斧をしっかり持って鳥の化け物に振り下ろした

ザシュッ

「とりあえず切り傷いれたけど…どーしよ」

私と鳥の化け物は現在正面にて睨み合っている

すると

｛きえぇぇぇぇぇっ｝

と、謎の叫び声を上げた

「うるさっ」

と思った瞬間、横の林から何かが飛び出して来て、私にタックルして来た

「ぐっ…」

私はそのまま、林の端っこの大木に体を押し付けられた

「ガハッ…ゴホッ」

ポタポタと血が流れていく

まずいな、これ

チラリと神社に視点を戻すと、でっかい鳥と新しく増えた馬のような化け物

そして、KOZAKA-C

「詰んでるなぁ…」

とりあえず、時間を稼ごう

私の役目はそれだけだ

敵の死角に入ろう、そう思ったら

〔おにーちゃん！みてみてー！あそこにおっきな鳥さんとお馬さんいるよー！！〕

「へ、？！なんで、子供が！？」

〔さわりにいこー！！！〕

妖魔を見ると攻撃態勢に入っていた

「まって！！！！！」

そう言って子供を抱えた直後、敵の攻撃をモロにくらい、また吹っ飛んだ

「ゴポッ…」

ビタビタっとまた血が垂れていく

神主さんごめんなさい、完治したら手伝います

「君、大丈夫？」

できる限りの笑顔を作って子供に話しかけた

〔私はだいじょーぶ、おねーさ、ん…は？〕

｢大丈夫！おねーさんは、強いから」

強くなんてないけど、この子を不安にさせたくないから

チラリとまた妖魔に視線を戻すとまた戦闘態勢に入っていた

まずいな…

敵がなにかまたビームを発動する

その直後

『あぶな…君ら大丈夫？』

白髪の彼に抱えられ林の中にいました

｢大丈夫で…す」

そう顔を見ると、似てる

昔の彼に

昔私を助けてくれた彼に

｢え…？」

私の顔を見た彼も

『え…、なんで、ここに…』

『…お前…もしかして昔僕の里に迷い込んだやつか？』

うん、そう言おうとしたら

ゴポッ

また血が出て来た

『ちょ、お前大丈夫か！？』

｢おえっ…」

血を吐いて意識がシャットダウンした

パチリ

目が覚めると、白い天井、消毒液の匂い

病院だ

体は痛くて起き上がれないので腕だけ必死に伸ばして、ナースコールのボタンを押そうと思ったら

ガシャン！っとナースコールのリモコンがおちてしまった

あ、終わったー…ナースの方呼べない

ガラリ！！！

と、急に壊す勢いで扉が開いた

よかったー、まだ詰んでなかった、

ひっしに、体を起こして音の方を見ると

昔助けてくれた彼が、ドアの前でこちらを見て固まっていた

そういえば、意識を落とす前に書かれた質問答えなきゃーなんて呑気なことが頭をよぎる

｢えと…昔あなたが助けてくれた人です」

そういうと

無言でスタスタ近づいて来た

｢あ、今回もごめんなさ…」

ギュウッと、ハグされた

｢え…」

『よかった、会えて、まじで嬉しい』

｢私もです」

『僕、またお前に会うためにヒーローになったんよ』

｢私はあなたに憧れてヒーローになりました」

そういうと

『え、まじで？』

｢はい」

その後医者を呼んでもらって、話をして、また2人になった

『…ねぇ、あのさ』

｢はい」

『…お前のこと守るからさ、僕のそばにいてくれん？』

｢へ…？」

それってどういう…そういうまえに

『いや、まだ早かったわ、また言うでそん時は返事ちょうだい』

んじゃ、と彼は足早にドアの方へ向かって

｢…返事はもう決まってるよ」

彼が勢いよく振り返った

｢__________________」

彼がぱあっと微笑んだ

あとがき

なんか、長くなりました

すみません

あんまり夢要素なくて

next♡150

次回は🐙⭐️かなぁ…

この作品はいかがでしたか？

4件

すごいや！(ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ)

神神神神

湊活動休止

プロフィール

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