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第二話!
どぞ!
Na視点
ザザザザザザザザザザザ………
さっきからしゃけがいる方から、ノイズ音が聞こえる
今までも何度かあったが、空耳だろうと思って気にしていなかった
でも、今日のこれは明らかにおかしい
しゃけのほうをそっと見ると、息が荒くなっていた
Na「しゃけ?大丈夫?」
Sha「ッッ…大丈夫…」
んなわけないやん?
せめて横にしてあげようと思い、しゃけの背中に触れる。
すると、
パラ…カランカラン
Na「!!??なに、これ……」
しゃけの身体から、四角い何かのパーツがいくつか落ちた
Sha「ッあ……」
しゃけは今までに見たことがないほどの罪悪感を纏っていた。
Na「…何か隠してるでしょ」
Sha「ッううん!!フルフル隠してな…」
Na「嘘つくなよ」
そう重いトーンで矢継ぎ早に問い詰めた
Sha「ぅあ…」
あ、やったわ…
隠していることに気づいたからって何でこんなに俺は怒っているんだ
自分も隠してるくせに………
何してるんだろうな………
Na「……ごめん」
Sha「?なんで謝ってんの?」
Na「え…いや、言いたくないこともあるのに、問い詰めちゃったから………」
Sha「なかむは…悪くないよ。だって…」
Na「いや!!俺が…」
Sha「ッ俺の話を聞いてよ!!」
こんなにしゃけが声を荒げたのは初めてかもしれない
Na「っ…わかった」
話も聞きたかったし、何より鬼気迫っていたので俺は素直に話を聞く
Sha「……おれ、さ………………
_____病気なんだ」
悲しげに目を伏せ、そう告げた。
え?
しゃけが病気?
なんで?
そんな訳無い…だって今日もその前も…
俺は動揺しないはずもなく、更に聞く
Na「え、何のッ?いつから?何でっ?」
Sha「ッッちょっと、落ち着け…」
Na「無理だよ」
落ち着けるわけがない
だって恋人の病気に気づいてなかったんだよ?
Sha「いいから、聞いて」
Na「……コクン」
動揺を抑えられないまま、なんとか頷く
Sha「……病名は、わからない。
発症し始めたのは、1年くらい前から。
なんでかは、俺も分かんない」
そんなに前から状態がおかしいはずだったのに、
何で俺は気付けなかったんだ……ッ
俺は本当に成長しないな……
あのときもこうやって___取り返しのつかないことになったというのに
Na「ごめん…」
Sha「なかむは、悪くないって…ギュ」
柔らかな笑みを浮かべ、優しく俺を抱きしめる
Na「ッッ………ごめん…っ」
ああ、なんて無能なんだ
俺は
そろそろテストなんで2,3週間浮上しなくなりま〜す
なんか下手になってね?( )