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嫌だけど、無理だと思ったけど、それからまた何回も何回も痛くなったり治ったりってのがあって、
「こりゃあ、やっぱ、陣痛かなあ」
叔母さんがスマホで記録を取りながら言った。そして、
「入院の用意はもうできてるからね」
部屋の隅っこに置いたでっかいバッグを指差してる。そこには、着替えとかなんとか入院してる間に必要なものを叔母さんと一緒に用意したものが入ってる。だけどそん時にはまだなんかピンと来てなかったって自分でも分かっちゃった。
それがもう本当になるって。
「なんでよ~! なんで女の子ばっかこんなあ……」