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ガラッ!


モブ「おっ!りうらじゃん!おはよ〜!」


「…」


モブ「りうら〜?!!」


「?!お、おはよ…」


モブ「今日、元気ない?体調でも悪いの?」


「…」


モブ「なんかあったら、ぼくが先生に言うから、安心して!」


「…うん、分かった…」




キーンコーンカーンコーン♪


ガラッ


先生が入ってきた。(男の先生です)


「朝の会、始めますよ〜!日直さん、前においで。」




「健康観察しますよ〜!」

「〇〇くん!〜〜〜〜」






「……らくん!りうらくん!!」


「!は、はいっ!」


「大丈夫?顔色悪いけど…」


「…だ、大丈夫…です」


「そう?無理しないでね…?」







モブ2「これで、朝の会を終わります!」





ー1時間目ー

モブ「りうら、1時間目音楽だから、音楽室行こう!」


「うん…」


「…大丈夫?なんかあったら言ってね?」


「うん…」


「じゃあ、行こー!」






ー音楽室ー

「1時間目始めるよー!」


『はーい!』


「まずは色んな楽器の音を鳴らしてみよう!仲良く順番に使うんだよ!」


ドタドタッ!!!(みんなが同時に走る。)


ガーン!!ドーン!

タララララン♪ターン!キコキコ!


ワチャワチャ!ガヤガヤ!




「うっ!…ハァハァッ」


モブ「りうら?!どうしたの?!」


りうらは、頭と口を抑えていた。


モブ「先生っ!!りうらが!!」


「どうしたの〜?って…!りうらくん、大丈夫?!」


モブ「大丈夫じゃないと思います!」


「そうだね…モブくんは保健室の先生呼んできてくれないかな?」


モブ「はあ〜い!」





「りうらくん、吐きそうな感じ?」


「コクッ」


さすがに音楽室では吐けない。

あまりの気持ち悪さと頭の痛みにりうらの頬には、涙がこぼれていた。


「辛いね、立てそう?」


「フルフル(首を横にふる)」


「先生〜!保健室の先生呼んできたよ!」

(1年生だから敬語は使い慣れてない)


「ありがとう!」


「りうらくん、おんぶするからこっちおいで!」


スッ

りうらがゆっくりと立ち上がった。

その瞬間ー


ポタタ…

「おえぇ…」


「?!保健室の先生!ふ、袋!!」


「あ、はいっ!」

サッ!


「気持ち悪いの全部出しちゃおうねぇ…」


保健の先生が優しく言葉をかける



「みんな〜!楽器で音鳴らすのやめて、教室に戻ろうね!」


『えぇ〜?なんで〜?』


「教室に楽器持っていくからね〜!」







「モブくんは、りうらくんのランドセル(荷物)を保健室に持ってきてくれないかな?」


「はあ〜い!」





保健室の先生がりうらをおんぶして保健室へ向かった。




ー保健室ー

「き、きもちわるい…」


「そこ、座っててね!」


保健室の先生が、袋を持ってくる。


「ここに吐いていいよ…!」


サスサス…


「ごぽっ!…んっ、うえ”ぇっ…ハァッお、おえ”ぇっ…!!」


「げえぇ…う”え”ぇ…っ、ポロポロ…」



「しんどいねぇ…少しは楽になった?」


「…うん」



ガラッ!

「ランドセル、持ってきたよ〜って大丈夫?!」


「少しは落ち着いたみたいだから大丈夫よ。持ってきてくれてありがとね〜。」


「うん!」







「お家の人(お兄さん)に来てもらうように連絡しとくね。それまで寝てようね。」


「…うん」






吐き疲れたのか、りうらはすぐに眠りに落ちた。








ガラッ!




「りうらくんのお兄さんですか?」


「はい、そうです。りうらは…」






次回♡1000

もしくは時間があれば早く投稿しようかなと思ってます。


最後まで読んでくれてありがとうございました!(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+

体の弱い弟を支える6人兄弟の物語

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