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桃「ありがとう…みんな、」
真っ逆さまに落ちていく。頭の中はもう何も考えられない。
地面に思いっきり体を強打する。痛い。苦しい。早く楽になりたい。そんな気持ちが突っ走る。
紫side
紫「らッ…!」
らんが飛び降りてすぐ警察官が到着した。
警察官「そこの紫髪のお兄さん下がってください!」
らんに駆け寄ろうとしたが止められた。
紫「ッ… ぽろっ」
警察官「ちょっとそこで話せる?」
紫「こくっ」
涙がいつの間にかでてきていて警察官と話すことになった。
紫「ひぐっ…ぽろぽろ」
警察官「ぁーえっと…」
紫「ぐすっ…ポロッ」
警察官「いまさっきの子は知ってる子?」
紫「俺アイドルしてるんですけどずっと同じ夢を見てきた子でいちばん大切で大好きなッ… ポロッ」
「そ、それでおれがもっとちゃんとひてればポロポロ」
(そ、それで俺がもっとちゃんとしてれば)
泣きながら頑張ってらんのことを話す。
紫「おれがもっとひゃんとひてればらんも飛び降りなかったのに ポロポロ」
(俺がもっとちゃんとしてればらんも飛び降りなかったのに)
警察官「ありがとうね、そこで少し休んどこうか、」
紫「こくっ」
涙が止まらない俺を見て警察官は休むことを選択してくれた。
桃side
桃「…」
俺の意識は2ぐらい。音がうっすら聞こえるぐらい。
警察官「救急隊到着しました!」
救急隊「LAN…さん!聞こえますか?」
桃「…」
救急隊の方だろうか。何か言っている。
救急隊「血が止まらないな…」
「急げ!」
桃「ぁ…」
目だけ開けれた。でも意識は朦朧としている。
紫side
紫「らんが目開けてる…ぽろっ」
一安心してまた涙が出てくる。
救急隊「らん、らんさん!」
「今日何月何日か分かりますか?」
桃「は、はちがつじゅうに…」
か細い声だがはっきり聞き取れた。8月12日。
違うよらん…それは俺らの結成日…
救急隊「何曜日か分かりますか?」
桃「きんよ…」
違う、それは結成した日の曜日…
救急隊「ッ…意識が朦朧としてるな早くまだか?!」
救急隊2「もう少しです!」
救急隊「お母様のお名前教えて貰って大丈夫ですか?」
桃「ぃ、いるま… ポロポロ」
「た、たすけて ぽろっ」
紫「らんッ!ポロポロ 」