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・鬼灯の冷徹の夢小説です


・にわかなのでキャラ崩壊が凄いです駄文です



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



地獄。それは現世の裏側。決して交わることは

無い神域だ。



神域でありながらも、地獄は審判の間でもあ

る。

亡者の生前の行いから逝き場を決めるのがここだ。


そしてその偉大な役割を持つ十王の存在があ

るのだ。







これはその赫赫たる十王の1人、閻魔大王の偉

大な……────────





「ねぇ〜…、まだやるのぉ〜……?」




偉大な?日常の話である。




「愚痴るな…………と言いたいところです

が、今日の亡者は運が良ければ残り1人です」




そうため息を吐いたのは、閻魔大王の第一補佐

官を務める 『鬼灯』 という名の男性だ。




額には、1本の角がちょこんと鎮座している。





「良かったあ……、って運が良ければって何?」



「あ、丁度来たみたいですよ」






お待たせしましたーっと陽気な声で門が開く。


獄卒に連れられ、亡者が門を潜り歩いてくる。












その瞬間、室内の空気が変わった。







その亡者は他とは明らかに違っていた。


ぼろぼろの砂埃を被った服装に、現世の闇をど

ろどろに煮詰めた瞳。湿った黒髪。低い背。



閻魔大王は急いで手元の報告書を見る。



曰く、其の亡者はお迎え課により連れて来た



曰く、死んだ年月、死因が分からない



曰く、罪状が分からない





結論、何も分からない。



ただただ異質。それだけ。


流石にどうしようも無く、閻魔大王は頼れる

補佐官に助けを求めた。





「ぇ……?」





鬼灯は、小さな瞳孔を更に小さく見開いて固ま

っている。



驚愕。 その字面を顔に貼り付けているようだ。


閻魔大王は彼にこそこそと聞いた。





「知り合い?」



「……えぇ、まぁ。私が探していた方です。今になって会えるとは思ってもみませんでしたが」



「あ、そ、そうなんだ」





もうこれ以上何も聞くなと言わんばかりの形相

に、閻魔大王は口を噤んだ。





「ころして」




突如、亡者がそう呟いた。



しぃんと静まり返る室内。




「おねがい、ころして。ころして。おねがい。

じゃなきゃ、じゃなきゃあの子の所にいけない」




可憐な鈴の音のような声。


閻魔大王と周りの獄卒は、そこで初めて亡者が

少女だと認識した。




「ころして、ころして」




悲痛に静かにただそこに響く声。



誰も何も言えず、動けなかった。




「✗✗✗…」



そう呟いたのは誰だろうか。酷く小さな声だっ

たが、少女だけはそれを聞き取った。



そして、その声の主に……─────










飛び掛った。



少女の体重と勢いで、その人物は床に転がる。

そのまま馬乗りにされた。





「鬼灯様ッ!!!」



獄卒が声を上げる。


だがその人物──鬼灯───は反応せず、ただ

少女の方を真顔で見上げている。


少女が叫ぶ。



「かえせ……かえせェッ!!ぼくの、っぼくの!!!

















ぼくのちょうにいをかえして」





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




「んぁ?あの子の罪状が分からないって?そりゃあ〜……そうでしょ。だってあの子は





『神の愛し子(奴隷)』だもの」





って感じのやつが見たい(´>∀<`)ゝ

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