みなさん、ひさしぶり
元、陽世の日和です!!
久しぶりの中太でちょっときんちょーる
入学したらちょっと忙しくなりそうだから、中也の誕生日も入れちゃうね
頑張るから多めに見てくんなます!
どぞ!!!
どうも、僕は太宰治だよ
「僕」とか言ってるけど、正真正銘僕は女だ
「私」って言いたいけど、今更変えるのは恥ずかしいからこのままになっちゃったのさ
まぁ、こんなくだらない話はやめようか
突然だけど、僕には好きな奴がいる
馬鹿犬、組織の忠犬、そして今はある女に夢中になってる、中原中也って言うやつ
聞いたことあるでしょ?そう、双黒の片割れ
僕は出会った時から中也のことが好きだった
でもね、さっきも言った通り中也には好きな人がいるんだ
モブ子っていう中也の部下
可愛くて、上品で、髪の手入れもされている
なんでポートマフィアなんかに入ったかも分からない
でも、このモブ子は中也のタイプにピッタリハマっちゃったの
あいつと出会ってから、中也に関わる女子が僕だけじゃなくなっちゃった
だからね、僕は告白したんだ…
中也にね
太「ねぇ、中也」
中「あ?んだよ。口じゃなくて手を動かせ」
太「好きだよ。出会った時からずっとね。君に蹴り飛ばされたあの時から」
太「ずっと中也だけなんだ」
中也の顔を見るのが怖い
こんな、こんな漠然とした不安は生まれて初めてだった
中「…どうやら冗談ではなさそうだな」
太「うん。中也のことがちゃんと好きなんだ」
中「すまねぇな、俺には好いてる奴がいるんだ」
やっぱりね
うん、知ってるよ
中也のことなら、ずっと見てたから
太「知ってるよ、モブ子ちゃんだろ?可愛いよね、あの子」
太「本当に…」
中「あぁ…まじで可愛いんだ。あいつは」
やめてよ、そんな優しい顔
私にもしないのに
…私だから、しないんだよね
太「大丈夫。もう、吹っ切れたよ」
太「恋愛相談にも乗るよ」
中「まじで!?すげぇ助かる!!」
ここから、こんの節穴馬鹿犬を振り向かせなきゃね!!!!!
中「なぁ、太宰。あいつはどんなの貰ったら嬉しいと思う?」
太「んー。やっぱり、あの子はアクセサリーとか、可愛いやつのがいいんじゃない?ほら!最近ピアス開けてたよ?」
太「ちなみに私は香水とか貰ったら嬉しいよ?」
中「まじで!?あいつピアス開けたのか!?俺も開けようかな…。太宰!開けてくれるか?」
太「え!?うん。もちろん!」
太「その代わり、僕もあけたくなったから中也が開けてよ」
中「自分のは自分で買えよ!?分かったから」
太「ふふっ。はーい」
中「なぁ、太宰。あいつの好みって分かるか?」
太「好みって…男性のタイプのこと?」
中「あぁ…。風の噂では、知性のある人が好きらしいんだが….俺はそんなのねぇからよ。不安になっちまって」
太「へー。タイプなんてそんなの関係ないと思うよ?好きになった人がタイプって言ってたよ?」
太「ちなみに、私は男らしく、守ってくれる人がタイプだよ?」
中「手前!あいつと恋バナしてんのか?仲良いのか!?」
太「まぁ、うん」
中「そうなのか!!あと、手前は守んなくてもいいんじゃん」
太「な!!!レディーに向かってそれはないんじゃないかな!?」
中「あっそーかよ、手前。レディーっていう感じしねぇけどな」
太「はぁ!?ちょっとそこに座りたまえよ!君は僕の犬のはずだろ!!」
中「俺は犬じゃねぇ!!!」
やっぱり中也と話すのは楽しいね
私はこのように!!自分のことも取り入れて話したんだ
少しでも覚えてくれてたらいいなぁ
何回か中也の恋バナに付き合う日々
「好きなんだ」
「可愛すぎる」
「他の男に触れさせたくない」
「髪切ってた」
「俺って重いのかな!」
はっきり言おう
中也は重い男だった
なんだよ、他の男に触れさせたくないって
でもね、進展したこともあるんだ
中「あー、あいつの髪って綺麗だよな」
太「それは同感だよ。どんなケアしてるのかな」
中「なんだ?気になんのか?」
太「まぁね、一応女子だから。このボハボハの癖っ毛どうにかならないのかな」
中「俺が整えてやろうか?」
太「え?毎日?」
中「毎日」
太「…なんで?」
中「前々からその髪は攻略したかったんだよ」
…攻略って
太「なら、お任せするよ」
中「おう。夜と朝こい」
太「了解!中也、ありがと」
自分の表情なんてわからないけど
中也のことを見ると、とても驚いていた
あー、中也には本気で笑ったことなかったな
怖かったかな?
…耳真っ赤
とまぁ、こんなことがあったのだよ
おかげで私の髪は、前に比べたらツルツルになった
枝毛も少なくなって、癖がちょっとになった
構成員の噂を聞くと 、「色っぽくなった」という
当然でしょ!中也がやったんだから
中也はまだ噂を聞いていないらしい
一生やり続けてくれるのかな…
任務…それも壊滅
中也は使えない
でも、下っ端は使えるらしい
…これは間違いなく死者が出るな
武器を増やそう
隊列も新しいやつを
壊滅任務は終わったのだけれど、報告書がえげつない
私は自分を囮にし、敵の長を引き留めていた
そこからじわじわと攻める
それが作戦だった
死者を最小限に抑えるには、こうするしかなかった
太「ん、安吾が作った死者名簿か。ふざけて僕にも作るように言ったんだっけ」
太「え…」
ガタっ!
僕は思わず立ってしまった
だって、そんな、まって
なんで、僕は戦闘員にモブ子を混ぜていない
…森さんは僕が中也のこと好きだって知ってる
中也がモブ子を好いていることも
あの壊滅任務
中也を使うなと言ったのは森さんだ
そう、森さんが悪い
森さんが悪いんだ、僕じゃない
…いや、僕のせいか
女を集めろと言った
これが森さんの作戦とも知らず
驚いたな
こんなにも冷静だなんて
…中也がこれを知ったら、もう知っているのかもしれない
これは完全に嫌われたな
中也の部屋に行こう、もう無理だ
どうしたって僕は、
中也の特別にはなれなかった
トントン
太「中也、僕だ。これはほんの悪あがきだが、僕はモブ子がいるなんて知らなかったんだ。僕の作戦では、死者が最小限に抑えられるはずだったんだ。これは本当だ。中也なら分かるだろう。でも、ということは、こんな作戦でも死ぬ弱いやつだったんだ。…使えないやつだったんだ」
中「ッッッ!!」
ガチャ!!
中也が無理に僕の襟を掴む
中「手前…!中入れよ!俺がボコボコにぶん殴ってやる」
太「んー、それはお勧めしないよ!幹部を殴ったなんて、笑えない笑」
太「でも、部屋には入らせて?周りの目が痛い」
中「チッ」
太「ありがと」
ー室内ー
太「中也、僕が憎い?」
中「決まってんだろ?手前にはいろいろ話してきたからな」
太「うん、そうだね」
太「中也、今までこの髪のことありがとう」
太「嬉しかったんだ、本当に」
中「そんなこと話すために入れたわけじゃねぇよ」
太「うん。でも、僕は違う」
僕はハサミをとった
そして、今まで中也がケアしてくれた髪を
部下をつかって長髪が好きと分かってから、伸ばし続けた髪を、僕は切った
中「なっ!手前、何してんだよ!」
太「中也!本当にごめんなさい!モブ子ちゃんとの相談とか乗ってるうちに、モブ子ちゃんが中也の彼氏でもいいって本気で思ってたんだ。だから、作戦に入れたのはわざとじゃなかった」
中「….」
太「でも、僕ならこの状況を避けることができたかもしれない」
太「だから、これは君への償いなんだ」
太「中也、僕が君へした告白。撤回させてほしい」
中「…は?」
中也の声が低い
やっぱりこの程度じゃ償いにはならないか
太「相棒も、首領に話して辞める」
太「中也の視界に映らないようにするのなんて簡単だ」
太「僕は太宰治は、中也と関わらないように生きていくから」
太「だから、中也。お願いだ、僕を完全に嫌いにならないで」
太「お願い」
太「誕生日に悪いね、中也。誕生日おめでとう」
ドアに向かう
次は森さんのところに行かなきゃ
だめだ
泣くな
ドアノブに手をかけたところに背中から強い衝撃
中也の香水の匂い
僕の、好きな香り…
….?抱きしめ、られてる?
太「な、なんで!!」
中「太宰、俺は認めねぇぞ。告白の撤回なんざ、させるわけねぇし。相棒もやめる?辞めるわけねぇだろ?今気づいた。俺は太宰が好きだったんだな」
太「えっ?ちがう、ちがうちがう!そんなわけないだろ?モブ子ちゃんが好きだったんだ!僕なんて女として見てなかったじゃないか」
中「俺もそう思ってた。あの机に置いてある箱。中身は香水なんだ。太宰が相談に乗ってくれた時、言ってたやつだ。香水が一番いいんだろ?」
太「…うん」
中「手前を守れるように、男らしくなるようにな。トレーニングも増やした。でも、モブ子が死んだ殲滅任務で、手前が囮になったって聞いた時、モブ子が死んだことよりも太宰。手前が囮になるなんて馬鹿なことしてる方がイラついたし、悲しかったんだな。多分」
太「囮になったって言っても、ちょっと肌を見せたぐらいだよ」
中「それは後から聞いてやる」
中「なぁ、太宰。俺は手前のことが好きだったらしい。俺はモブ子を利用してただけだった。でも、それに気づかず、手前を何度も傷つけた。すまねぇ」
太「別にいいよ。勘違いじゃないことにすればいい。中也はモブ子が好きで好きでたまらなかったけど、一番嫌いなやつに殺されてしまった。だから中也は太宰を一生許さない。こういうことにしておけばいい」
中「そんなの無理に決まってんだろ!!」
中「そのままなんか言うつもりなんだったら、このまま、この綺麗で細い首を絞めて、気を失わせる。そして一生俺のものとして閉じ込めるぞ?手前が誕生日プレゼントってことで」
太「忘れていたよ。君が重いっていうこと!」
中「あぁ、その時手前言ってたよなぁ?僕にはそのくらいがちょうどいいけどねって」
太「ちゃんと覚えているのが腹立たしいよね」
中「で?まだ俺の愛伝わってねぇか?」
太「いや、もう十分だよ。ふふっ」
中「そーかよ」
太「ねぇ、中也。キスしたい」
中「あぁ、いいぜ?」
チュ♡
その後だが、僕たちは付き合うことができた
あぁ、あの「色っぽくなった」という噂を聞いた中也は一週間僕を監禁した
こんな噂程度で何回も監禁されては大変だ、と森さんが思ったのか、いつのまにか僕に対する噂も減った
中也が密かに殺しているっていうことは知っている
そんな僕だが、今、まさに監禁されている
ポートマフィアのビル内を露出の多い格好で出歩いていたら、中也に現行犯逮捕された
僕は覚えていないが、酔っ払っていたのは分かる
僕は、知らない構成員とキスしてしまったらしい
そこから中也は僕のことを姫抱きし、自分の執務室まで運んだ
無論、あの構成員は死んだ
重力によって
私もきつく、甘く蕩けてしまうような、死んじゃうくらいの快楽でお仕置きを受けた
その話はいつかまた
じゃあね
めっちゃ長くなったね
途中で諦めそうになったよ
手が痛い!!
r18する度胸なくてごめんなさい
いつかするから
コメント
6件
陽世ちゃんお久しぶり!! やっぱり陽世ちゃんの中太の作品大好きすぎる😭💕これからも頑張ってね!
ありがとうございます!!まっててね
R18待ってます!!