検査から2ヶ月ぐらいたったある日、飼育場でクロやシロと遊んでいるとロボロ様に呼ばれグルッペン様の部屋に連れて行かれ「一体なんだろ…」と思いながら着いていきグルッペン様の部屋に入ると何故か私より先にオスマン様とひとらんらん様が居た
暁)??あ、の…何かありましたか……?
グルッペン)…暁、お前が来てから昨日までとある事を調べていた
暁)な、何を……ですか?
グルッペン)お前の色んな事だ
暁)??
キョトンとしながらグルッペン様と対面になるように椅子に座り「私の何を調べていたんですか?」と聞くとグルッペン様はしばらく黙っていたあまりにも話さないグルッペン様を見かねてトントン様が口を開いた
トントン)最初に言えばお前の種族とその身長だ
暁)??
トントン)しんぺい神、書類を出してやれ
しんぺい神)はいはーい
しんぺい神様は私に書類をいくつか渡してきた
暁)あ、あのぉ……これは……?
しんぺい神)これは君に着いて色々調べた物だよ、この書類は君の種族について…
そして、何時ぞやに話した話を私に話された
暁)私の…この耳としっぽが……人工物…?でもちゃんと動きますよ?ほら、ぴょぴょこって!
グルッペン)生えているが…その耳としっぽは人間に作られた物だ、人口DNAって奴だ
暁)ふむぅ……それで、この書類はなんですか?
しんぺい神)その書類はその耳としっぽのせいで背が止まったせいでそうなったって言う書類ね
暁)……!!もしかして何時ぞやに背が〜見たいな話はこれの為ですか?
しんぺい神)そうそう
その後沢山色んなことを教えてもらった
私の背が止まったのはこの耳としっぽのせいで、この耳としっぽは何らかの薬の副作用で背が止まり生えてきた……
私の出た孤児院はとある組織とズブズブの関係で私は実験台にされた…と、院長から直々に聞いたと
暁)あ、あの…なんで……実験台に…されたんですか……
ゾム)それは……その…
ゾム様とロボロ様は目を逸らし口をモゴモゴとさせた
暁)??あ、の…
グルッペン)……ゾム、話してやれ
ゾム)やけど…
グルッペン)暁が気になってるんだ、話してやれ
ゾム)……分かった…暁、傷つくかもしれへんけどよぉ聞いてくれ
暁)は、はい
ゾム様は少し黙ってから「暁を選んだ理由は…組織内でクジで決められた……だとよ」と少し気まづそうな顔をしながら話した
暁)クジ……って、くじ引きって事ですよね…
ゾム)……そう…やな
暁)…もしかして……そんなくだらない理由で私は選ばれたんですか…?
ゾム)あぁ
暁)……その組織…何処なんですか……焼き入れてきます
グルッペン)…暁、お前の無念を俺達が晴らしてきてやる、だから待ってろ、お前のソレを消せるなら薬でもなんでもそっから持ってきてやる
暁)……私の問題です…自分でやりたいんです
席から立ち上がり「…ごめんなさい、なんでもありません」とだけ伝えて私は自分の部屋に向かった
トントン)……やっぱ、話すべきやなかったな…
グルッペン)あぁ…だが、話さなきゃアイツは更にいつか辛くなる…それに、あいつの体を戻すのは引き取った俺らの役目だ
ゾム)どーするん?本気で殺り合うんか?
グルッペン)当たり前だろ、アイツがしょげてる間に全て終わらせるぞ
全員)ハイルグルッペン
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