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しばらく……と、言うか…まぁ、結構拗ねていた…だいたい…二週間ぐらい
拗ねていた2週間後、突然国に耳を劈くような音が聞こえいつも通りグルッペン様の膝の上で大人しくしていたらそんな音が聞こえグルッペン様と私が目を丸くさせ驚いていたらゾム様が走って「グルッペン!あの組織が攻めてきた!」と言いながら部屋に入ってきた
グルッペン)そうか…やっと来たか!
暁)??(グルッペン様……なんと言うか…すごい嬉しそう……?)
グルッペン様は私を抱き抱え「すぐに兵の準備をしろ、俺達は隠れている!」と言ってゾム様は頷いてグルッペン様は私を連れて部屋から出た
謎のお部屋
暁)あ、あの……私だって…戦場に出ますよ……?
グルッペン)ダメだ、大人しくここにいろ
暁)でも…
グルッペン)暁、これは俺個人としての命令では無い…「総統」としての命令だ
暁)……分かりました…総統……
グルッペン)偉いな、暁
外では激しい先頭音が聞こえ…時折、何かが爆ぜる音が聞こえ……グルッペン様だって…戦場で指揮を執ら無ければいけないのに…何故、私一人だけ置いていかないのか…ただ怖くなった…?いいや、絶対違う……あの顔を…戦争だけが生き甲斐みたいな顔を……笑みを浮かべていた…だから、違う……
暁)…グルッペン様
グルッペン)何だ?
暁)……なんで、戦場に出なかったんですか?私、グルッペン様が訓練しているの…知っているんですよ?それに、トントン様が教えてくれたんですよ……この国の歴史を…その時…全部グルッペン様が戦場に出ているの…知っているんですよ?
グルッペン)……聞いてどうするつもりだ?
暁)私一人でも平気です、出て下さい
グルッペン様の膝から降りて扉の前に立ち扉を指さす
グルッペン)……いいのか…?
暁)これでも一応はゾムさんに鍛えられてます、何かあっても多少なりとも対応は出来ます
グルッペン)……何かあれば直ぐにこれで伝えて来い
グルッペン様は自分のインカムを取り私に渡して来た
暁)でも……
グルッペン)御守りだ、解決出来なさそうならこれで伝えて来い、良いな?
グルッペン様はそう言って私の頭を撫でてから部屋から出た