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🐤side
🐤「初兎…」
🐇「みんといて、ばか…///」
と言って手を振り払おうとするものだから
🐤「おわっ、!?」
ぐらっと、体制を崩してしまい、
ドン と、勢いよく壁についてしまった。
初兎ちゃんとの距離がとてつもない程に近くなる。それと同時にぶわぁっとより一層赤みを増す初兎ちゃん。
🐇「…かっこよすぎて…むり…///」
🐤「え、じゃあ…怒ってるわけじゃ…」
🐇「ちゃうよぉ…」
といってズルズル壁に背中を当てながらしゃがんでいく。
🐤「よかった…嫌われたかと思った…」
🐇「嫌わんて…//」
どうしよう、
ここは学校なのに
今究極に、初兎ちゃんが欲しい。
でも、我慢しないといけないから、その代わりになるものを。
🐤「ねぇ、初兎ちゃん」
と言いながらしゃがみ、目線を合わせる。
🐇「…なぁに?」
🐤「この後、がんばるからさ…。
終わったら、なんかご褒美ください…」
🐇「…!! え、と…考えておきます…///」
🐤「うん、ありがと//」
と言うと、放送本部から
『赤団 副団長 大神くん。至急本部までお戻りください。繰り返します。
赤団 副団長…』
なんてお呼び出し放送が入ってしまった。
🐇「ふふっw 行ってらっしゃい?」
🐤「うぅ…行ってきます。 初兎ちゃん、この後の競技。誰よりも応援してるから!」
そう言い残し、その場を後にした。
本部に戻ると、応援合戦の打ち合わせが行われた後、そのまま行われることになった。
今回はテーマを決めてダンスパフォーマンスを行うこととなった。
ここで大技のバク転があるから、しくじってはいけない。
赤団のパフォーマンスが始まると、会場が再び盛り上がる。バク転も成功し、パフォーマンスは赤団の勝ちとみて間違いないだろう。
さっきよりも歓声が高く、会場の盛り上がり具合も高い。
残す競技は
男子リレー、女子リレー、借り物競争、部活動対抗リレーという走る競技の王道オールスターズだ。
次は女子リレー…というところで、
「大神くん」と後ろから声をかけられた。
振り向くと、全然知らない子。
モブ「大神くん!その…これからリレー出るんだけどさ…?
応援、してもらえませんか…?」
🐤「うん、応援してるよ!頑張れ!」
モブ「ありがとうございます!!♡」
と言って入場口まで走って向かう女の子。
そんなきゃーきゃーすることでも無いだろうに…。
💎「モテますね〜、副団長さん」
🐤「うわ、ほとけじゃん、どした?」
💎「うわって何!w
やることないからきちゃった☆」
職務放棄ですこの人
💎「だってー。ないちゃん居ないんだもん…」
🐤「ないくんどこ行ったの?」
💎「自販機」
すぐそこやん()
🐤「ってかほとけっち、ないくんにそんな懐いてたっけ?」
💎「え?う、うん」
🐤「ふーん」
この体育祭を通してさらに仲良くなってる気がする。
気のせいか??
一旦休憩も終わったので先程同様応援を続ける。会場の盛り上げ方も何となく分かってきた。
午前の残る種目は男子リレー、借り物競走、部活動対抗リレーだけだ。
昼休憩に入ろうとしてるところで、何人かの女の子に声をかけられる。
今日はやたらと声かけられる頻度高いな。
モブ「大神くん!!学ラン、めっちゃ似合うね!」
モブ「ほんとにかっこいい!超似合う…♡」
🐤「え、あ、ありがとうございますw」
とても申し訳ないが、今は初兎ちゃんのことで頭がいっぱいだ。
が、あまりの勢いで抜け出せそうにない。
🐇「ッ…」
え…
今、目が合ったのに…
逸らされた…?
それは、そうなるか。
こんな状態、俺が逆の立場だったら絶対に嫌だ
🐤「あの、すみません。僕そろそろここで。
初兎ちゃんッ!!」
と呼ぶと、ビクッと反応してからそろっとこちらを向く。
初兎ちゃんの元へ駆け寄ると、
🐇「あの子たち…いいの…?」
🐤「うん。大丈夫。初兎ちゃんと居たい」
🐇「うんっ…」
といって、ちょっと泣きそうな初兎ちゃんと校舎へと向かった。
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若干しんみり続き…( × ̫ ×꒦꒷ )💦
楓さんのメンタルがやられそうです。
うあわ、、
追記!
明日忙しくて上げられるかわかんないです…߹ ߹💦
なるべくあげる!!
コメント
17件
見るの遅れました💦 アカウント消えたので、これからはこの垢で行きます!把握よろです 白ちゃんの嫉妬かわよ いつまでも待ってます!
すき!!!!!!!!!!!!! 無理せんでね!!
いつも作品ありがとうございます!目の保養です💕 無理しないで下さいね💦頑張って下さい!