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「ムムは…」
「まだ平気よ、髪の毛が少し灰色がかってるだけ」
会議にて、ムムを抜いた4人は絶望していた。仲間が無色になりかけているからだ。
「可能性にかけるとかはどう?」
ノゾミはみんながうつ向いてる中、一人立ち上がった。
「あの、あの色付きの人と暴走してない無色の人なら、何か知ってるかもしれない。可能性にかけるしか、今はないと思う。」
みんなは一瞬驚いた顔をして、再び真顔にもどった。
そのなか、フォロベイダは口を開いた。
「そ、そうですね!その可能性にか、かけてみませんか? 」
その言葉にアイカは頷き、それに続くようにハルも頷いた。
「ムムは、まだ助かるよ!」
ハルは笑顔でそういった。アイカたちも笑顔になって、頷いた。
「さぁ、時間がないわ!一刻も速く助けるのよ!」