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ヒャホーイ クソは最後に負けるんだってww(小白真白 より)
神ですか?コメント失礼します、!
警察署
莉音子「真白? 大丈夫? あの指名手配犯に何もされてない?」
侑士「仲いいのか……?」
真白「別に……あんな奴知らないよ、アイツが勝手に着いてきただけ」
嘘だ、芥川とは仲はいい方だと思うし、何なら私が芥川を逃した。
莉音子「そっか、、よかった、お母さん生きた心地がしなかったのよ、」
侑士「家出なんてもう二度とするなよ」
真白「………ごめ、ん」
芥川……、
私、どうしたらいい、?
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芥川side
芥川「ゲッホッ、、っ、、」
小白真白。
アイツは僕を逃した。
僕を逃せばヤツは同罪、罪人だ。
アイツはその事を知っていた、その上で僕を逃した。
川の水が毒の様に体に染みる。
体はもうとっくにヒリヒリと冷えている。
???「はぁ……、太宰さんは一体何処に_______って、芥川?!?!」
芥川「貴様は……」
人虎…。
敦「お前何で濡れ_____っ、」
芥川「云うな、殺すぞ」
敦「ったく、可愛く無いなぁ、」
芥川「貴様に云われても嬉しく無い」
敦「照れさせようとしてる訳じゃ無いし……はい、タオル」
芥川「…..要らぬ」
敦「太宰さんが、」
芥川「………………………………………..」
芥川「…………よこせ」
敦「はい、」
敦「で……、何があったの?」
芥川「何故貴様如きに教えないとならぬ?」
敦「うわ、ひっど」
芥川「………1人の小娘が軍警に捕まった」
敦「は?」
芥川「行方不明者の小白真白だ」
敦「あの子______っ、………まさかっ!」
芥川「監禁でも誘拐してる訳じゃ無い、ヤツが云ったのだ」
敦「はぁ、吃驚した、お前にそういう趣味があるのかと」
芥川「殺すぞ」
芥川「『軍警には突き出さない、しかし、お前の家に暫く泊めろ』と」
敦「脅しじゃん……」
芥川「騒ぎになるのは避けるためには、彼奴を泊めるしか無いからな」
敦「……仲良いの…?」
芥川「少し前、争ったがな」
敦「はぁ?!」
芥川「仲直りはした、勘違いするな」
敦「してないわ」
敦「________で、どうするの?」
芥川「助ける必要は無い」
敦「お前が今ここに居るのは、その子のお陰じゃ無いの?」
芥川「っ!」
敦「借りが、あるなら、返すものだよ」
芥川「…….そうか」
彼奴は、僕を逃した。
自分は逃げずに。
敦「じゃ、僕は探偵社に戻るから、あ、タオルはちゃんと返せよ!」
芥川「わかっている」
借りがあるなら、返すもの___________か。
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真白side
私は、児童の保護施設に居る。
家出した原因を突き止めるまでの間、ここで過ごすらしい。
家出した原因はお前らなのにな。
ふざけんなよ。
食事は別に美味しくないし、部屋だってずっと1人だ。
つまんない、暇でしか無い。
銀ちゃんの手料理、美味しかったなぁ……。
作ってくれたオムライスの味までは思い出せるかも____、
芥川と一緒にいて楽しかったなぁ……。
でも、芥川が助けてくれる筈が無いんだ。
私が泊めろって脅したから。
芥川は私のことが嫌いだろう。
言わなくたってわかる。
嫌だな。
芥川は助けに来ないって思うと、心が痛い。
キリキリと、胃が痛くなってきた気がする。
もう嫌だなぁ……。
あの鉄の扉から、芥川が出てきてくれたら、
光が通ったら、
嬉しいな。
もう、何もかもを諦めていた時____________
____________ガッシャンッッ!!
真白「ぇ、」
何度も何度も何度も、私の部屋の扉を蹴る様な音がする。
真白「だ、れ?」
こんな乱暴するヤツは、この施設にいない筈___________、
_________ガッシャァンッ!!
そして、部屋の扉が外れた。
???「帰るぞ」
真白「ぇ」
背後の光が逆光になってあまり見えないが、私には分かった。
その人物が、芥川だっていうことが。
芥川「貴様の居るべき場所はそこでは無い」
真白「芥川________っ」
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芥川side
借りは返すべき______なのか?
彼奴を助けて、僕に何がある?
分からぬ、
僕は、このことを無視した方がいいのか____?
嫌っている親と一緒に居るのは、彼奴でも苦痛であろう。
僕だって、人虎と一緒に居るいるのは反吐が出そうになるだろう。
彼奴には、借りがある________?
『お前が今ここに居るのは、その後のお陰じゃ無いの?』
人虎。
貴様の台詞で気づいたぞ。
僕は___________、
小白真白を、連れ戻す____________________。
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真白side
真白「ありがと、芥川」
ふてくされた顔に、ニッとした笑顔を向ける。
だが、ふいっとそっぽを向かれた。
真白「もぉ〜ん♡ ツンデレなんだからぁ〜ん♡」
芥川「その口を引きちぎるぞ」
真白「辞めて、痛いのは無理」
真白「本当に、ありがとう」
芥川「何か言ったか」
真白「んー? 別にー?」
芥川「?」
そーいう時だけ、鈍感だよね。