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テラーノベル(Teller Novel)
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話は続いておりません。別の話として見てください。

出てくる人↓

青井らだお

皇帝

成瀬

つぼ浦

ネル

ハクナツメ

ハンク



らだおとハンクは付き合っております。

(みんなは付き合っていることを知りません。)


















皇帝「ちょっまじ静かに…(小声)」

成瀬「おけ、できた…(小声)」


朝、本署にあるソファで寝ていると皇帝と成瀬の声が聞こえた。

俺は起きる。


らだお「おはよ」

皇帝「わっらだ先、お、おはよ…」

成瀬「うぉっ!!おはよ、…」


皇帝と成瀬は俺にそんな挨拶をしてそそくさと何処かに行ってしまった。

俺は、なんだ?と思い起き上がる。

このまま仕事をするのもあれなので俺は髪を整えたり歯を磨いたりするために洗面所に向かった。


らだお「は?なにこれ?!」


俺は鏡を見てびっくりする。

なんと俺の首に蝶のタトゥーがはいっていたのだ。

俺は即座に理解する。

たぶん俺が寝てる間に成瀬と皇帝がイタズラでタトゥーを入れたのだろう。

このタトゥーは消せるには消せるのだが1週間ほど経たないと消せないのだ。

それに加えてのタトゥーの柄。

蝶なのだ。

ハンさんと同じ柄になってしまった。

ハンさんは俺と付き合う時に記念ということでタトゥーをいれていたのだ。


らだお(タトゥーの位置まで一緒だし…)


多分あいつらは同じ柄なことに気づいていないと思うが心配だ。

しかも首というなんとも隠しにくい所にタトゥーをいれられてしまった。

シャツを着ていても少し首からタトゥーが見えてしまっている。

しょうがないので隠す気もなく仕事をすることにした。

戻ると成瀬と皇帝がいた。


らだお「成瀬〜?皇帝〜?」

成瀬「ギクッ」

皇帝「ギクッ!」


俺が2人に話しかけると2人ともびっくりした様子だった。


らだお「お前ら覚えとけよ?(圧)」

成瀬「ごめんなさい〜」

皇帝「許して〜💦」


まぁこんなことしても意味が無いので俺は先程通知が入ったコンビニ強盗の所へ行くことにした。

成瀬と皇帝は銀行強盗の所へ行った。

俺は通知が入った場所に着く。

そこにはネル先輩やナツメさん、猫マンゴーなどたくさんの警察がいた。

なぜこんなに集まっているのか俺はネル先輩に聞くことにした。


らだお「ネル先輩〜なんでこんなに集まってるんですか?」

ネル「あぁらだおくん、実は、このコンビニ強盗を起こしたのがハンクだっていう情報が出てね〜」

らだお「ッ?!」


よりによってこんな時にハンさんに出会ってしまうとは…と思い違うところに行こうとした。


ナツメ「らだおくん!!どこ行こうとしてんの!」

ナツメ「ダメだよ逃げちゃ〜笑」

らだお「はい…」


ナツメさんにバレてしまい逃げることもできず俺はその場に待機することになった。


ハンさんは強盗が終わったのかコンビニから人質を連れて出てきた。

俺はハンさんから遠いところに行こうとするがすぐにハンさんに見つかってしまい止められた。


ハンク「らだおくん〜♡久しぶり♡♡」

らだお「お久しぶりです…」


ハンさんはいつものように俺に話しかけてきた。


ハンク「らだおくん元気ないね」

らだお「そうですかね〜」


ハンさんは俺に近づき聞いてきた。


ハンク「ッ?!らだおくんこれって…」


ハンさんはタトゥーに気づいたのか俺に聞いてきた。

皆がいるのでここで話す訳にはいかないと思いハンさんにはこの後山の方で会いましょうという事で話は後にした。

ハンさんはあの量の警察から逃げ切り山に来ていた。

俺も皆にパトロールをするという口実で山に来た。





ハンク「やっほ〜らだおくん♡」

らだお「こんにちは…」


俺は素っ気なく返事をする。


ハンク「ねぇらだおくんこれ、どういうこと?」


ハンさんは俺の首にあるタトゥーを触りながら言ってきた。


らだお「実は…」


俺は今日あったことを何も隠さず話した。


ハンク「へ〜なるほどねぇ僕と同じ所にしかも同じ柄とか…らだおくん隠す気ある?」

らだお「だ、だからこれは誤解だって」

ハンク「まぁ僕はバレてもいいけど、」

らだお「そんなこと言わないでくださいよ、バレたらどっちも困るでしょ」

ハンク「まぁね…で、どうするの?そのタトゥー、隠せる?」

らだお「いや、無理でしょハンさんもいつも隠さず出してるじゃないですか」

ハンク「誰かさんと一緒のタトゥーじゃなかったからね笑」


ハンさんはそう言いながら触っていた手を外し俺のおでこにキスをしてきた。


らだお「〜〜ッ///俺のせいじゃないからッ///」

ハンク「わかってるよ笑」

らだお「わかってるなら尚更ですよッ!!///」

ハンク「あはは笑」

ハンク「じゃらだおくん隠すの頑張ってね♡」

らだお「あっちょッ!!」


ハンさんは俺のそういうとすぐに帰って行った。

俺は隠そうにも隠せないしと思いながら本署に戻った。

本署にはネル先輩がいた。


ネル「おつかれさま〜らだおくん」

らだお「ネル先輩もお疲れ様です」


俺はネル先輩と一緒に仕事をすることにした。


ネル「らだおくん最近どう〜?」

らだお「あ〜はい、楽しいですよ。」

ネル「それは良かった。」


そんな話をしながら作業を進める。


パサパサッ


窓が空いていたのかさっきまでやっていたネル先輩の資料が落ちてしまったのだ。


ネル「わっあーあ笑」

らだお「大丈夫ですか?」

ネル「あ〜うん、拾わせちゃってごめんね〜」


俺はネル先輩の資料を一緒に拾う。


らだお「ネル先輩は最近どうですか?」

ネル「そうだね〜警察が増えてきて嬉しいし皆こうやって優しいから楽しいね笑」

らだお「それは良かったです笑」


俺達はさっきの続きの話をしながら資料を拾った。



ネル先輩は俺の方を向いて話しかけてきた。

俺はまだ資料を拾っていた。


ネル「らだおくんは…」


ネル先輩はその後の言葉を詰まらせたのか何も喋らなかった。

途端、ネル先輩が持っていた資料が床に散らばった。


らだお「どうしたんすかネル先輩笑」


俺は笑いながらネル先輩が落とした資料を拾う。


ネル「らだおくん、それ…」


ネル先輩は俺の方に指を指して言った。

いや、正確には首元だった。


らだお「ッ!!」


俺は完全にタトゥーのことを忘れていた。

警察の中でもハンさんのタトゥーのことを知ってる人は少ないと思ってた。

俺の失態だった。


らだお「あの、これは…」


俺はネル先輩に話しかけようとする。


ネル「らだおくん、ハンクと付き合ってるでしょ」

らだお「ッ?!」

らだお「いえ、付き合ってませんよ?」


俺は隠すために嘘をついた。

ネル先輩は俺が嘘をついていることに気づいているだろう。

もしバレたら警察を辞めさせられるかもしれないと思った。

でもネル先輩の反応は予想と違っていた。


ネル「らだおくん……おめでとう!!」

らだお「へ?」

ネル「いやまじでほんとおめでと!!え、いつから付き合ってたの〜?!」

らだお「へ?…ちょっと待ってください、えっ、なんで責めないんですか?」

ネル「責める?」

らだお「だって警察がギャングと交際してるなんてやばいでしょ、もし警察の大事な事とか俺が言ったりとか内部情報を言ったりとか…」

ネル「え?らだおくんはそんなことしないと思うし、ハンク側もそんなことするように思えないから、大丈夫でしょ笑」

らだお「まぁそうですね笑」


俺はネル先輩に今迄の経緯を話した。

このタトゥーは皇帝と成瀬につけられたこととかバレないようにすることとか。

ネル先輩はそれは大変だね笑と言ってくれた。

たわいもない話だったがバレたのがネル先輩で良かったと俺は思った。

そんな話をしていると俺の所に無線が入った。


らだお「ネル先輩、俺無線入ったんで行きますね」

ネル「うん、頑張ってね〜」


ネル先輩はそのまま仕事に取り掛かっていた。










ネル「らだおくん、そのタトゥーの意味知ってんのかな〜笑」


















らだお「おーい人質は逃げたぞ〜とうこうしろ」


俺はすぐに無線が入った場所につき言う。

俺は犯人をすぐ捕まえた。

俺は犯人を本署に連れて帰りプリズンに送った。

すると、ナツメさんとつぼ浦がやってきた。


ナツメ「おーいらだおくん、ありがとね〜」

つぼ浦「らだお〜おつおつ〜」

らだお「おつかれ〜」

らだお「てかなんでつぼ浦もいんの〜?」

つぼ浦「らだおに用があってね〜」

らだお「え?」

ナツメ「らだおくん、ちょっとこっち来て」

らだお「はい、」


俺はナツメさんに呼ばれナツメさんとつぼ浦の方に行った。


らだお「なんですか?」

つぼ浦「ちょっと失礼〜」


つぼ浦はそう言って俺の目の前にきた。

つぼ浦は俺のシャツの方に手を出し即座にボタンをとって首元を見てきた。


らだお「ッ?!」

つぼ浦「やっぱりか」

ナツメ「らだおくん…」


俺はまた禁忌を起こしていた。

俺は必死に誤解を解く方法を考えた。


らだお「いや、これは誤解でっ、」

つぼ浦「知ってるよ成瀬と皇帝にやられたんでしょ?」

らだお「なんで?!」

ナツメ「らだおくんこれ、」


ナツメさんはそう言って俺に見せてきた。

見せてきたものにはSNSで成瀬と皇帝が俺にイタズラでタトゥーを入れたこと、俺の寝てる写真があった。

それだけならまだ良かったかもしれない。

ナツメさんは違うSNSの記事を見せてきた。

そこにはハンさんと俺の事が書かれていた。

タトゥーが同じ場所同じ柄なこと、もしかして付き合っているのでは?という事が書かれていた。


つぼ浦「らだ先、付き合ってんの?」

ナツメ「らだおくん、本当?」

らだお「…なわけないでしょ笑この記事はデマですよ笑2人とも本気にならないでください笑」


俺はこれ以上バレる訳にはいかないと思い嘘をついた。


ナツメ「…そうだよね笑じゃ僕仕事戻るわ笑」

つぼ浦「…んじゃ俺も戻りま〜す笑」


そう言って2人は本署を出ていった。















つぼ浦「あれ、嘘ですよね笑」

ナツメ「だよね〜笑」

つぼ浦「別に言っても良かったのに笑」

ナツメ「警察、辞めさせられると思ったんでしょ」

つぼ浦「言ってもやめさせないのに笑」

ナツメ「僕のらだおが〜笑」

つぼ浦「笑笑」


























俺は夜、ハンさんに呼び出された。

俺はバイクでハンさんのいるところに向かう。

多分あの記事のことだろう。

あの後あの記事は話題になってしまった。

記事は誰が書いたのか分からないとナツメさんもつぼ浦も言っていた。

俺が考える限りあの犯人だろうと考えた。

やけにすんなり捕まえられたから。

そんなことを考えている間にハンさんのいる場所についた。


らだお「ハンさん、ドア開けますよ、」


ガチャ


俺はドアを開ける。

するとそこにハンさんがいた。


ハンク「やほ、らだおくん♡」

らだお「こんばんは…」

ハンク「そんなに強ばらないでよ笑」

ハンク「ほら、座って?」


ハンさんは座っているソファの横をポンポンと手で叩き言ってきた。

俺は言う通りにハンさんの所に行き座る。


ハンク「らだおくん隠す気ある?笑」

らだお「ッ、しょうがないでしょ!!あんなん」

らだお「勝手に成瀬達が記事あげただけだし、」

ハンク「らだおくん、お仕置きだね♡」

らだお「なんで?!///」

ハンク「最初にきー抜いてバレたのは誰かな?」

らだお「……俺です、」

ハンク「だよね?笑」

らだお「で、でもッ」

ハンク「ねぇらだおくん、蝶のタトゥーの意味知ってる?」


ハンさんは俺にそう聞いてきた。

もちろんタトゥーの意味なんて考えたことないし、知らなかった。


らだお「知らない、」

ハンク「蝶のタトゥーの意味って色々あるんだけどその中でも1番好きなのは、」


そういうとハンさんは俺の耳に口をよりよせ


ハンク「恋人との絆」

ハンク「だよ♡」

らだお「ッ?!///」


ハンさんはそのまま俺にキスをしてきた。


らだお「んッ///ちょっ、//まッ///」

ハンク「お仕置って言ったよね?♡」




ハンさんは俺の言葉を無視し、続けた。

俺は抵抗する暇もなく、ハンさんの流れに持っていかれた。










また違う意味で首元を隠すことになる事を俺は察していた。




















end

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