夕方
暁)んぅ…(たくしゃんねたぁ…)
目を擦りながら体を起こし寝コケているお二人の体を揺さぶる
暁)んぅ”…とんとんしゃまぁ……ぶりゅーくさまぁ…
2人)ん”〜…
暁)おきてくださいよぉ…
お二人の体をユサユサと揺さぶるとおふたりは唸り声を上げながら目を開けた
暁)おはよぉございます
2人)…ん”……
ベッドから降りて顔を洗いちゃんと頭を起こす
暁)よし!私はもう行きますけど…大丈夫ですか?
トントン)…あぁ、いってら……
暁)はい!おふたりもお気をつけて!
髪の毛をある程度整えたあと髪の毛をリボンで結私はグルッペン様のお部屋に向かった
グルッペン様のお部屋
暁)グルッペン様〜、暁お昼寝から起きました〜
グルッペン)!!2人は起きたか?
暁)起こしました!
グルッペン)そうか…にしては遅いな……
暁)二度寝でもしているんじゃないですか?
グルッペン)トン氏は分かるが…アイツは……
暁)ただ単に寝たいだけじゃ…
グルッペン)まぁ、好きにさせておけ
暁)はーい!……な、nakamu様!?まだいらっしゃったのですか!?
nakamu)あ、今?
……すごい恥ずかしい…
暁)……グルッペン様ぁ…うぅ〜……
グルッペン)うぉ……わ、わかったわかった……
しばらくグルッペン様の膝に座り拗ねているとゾム様とシャークん様が部屋の中に入ってきた
ゾム)聞いてやグルッペン!
グルッペン)ったく…お前ら、また闘技場使って2人でやり合ってたな……
シャークん)すげぇ楽しかった!nakamuも1回どうだ?
nakamu)遠慮するわ……
暫くぽかんとしているとシャークん様が私の方を見て暫く目を合わせたあと「…来るか?」と何故か両手を広げてきた
暁)え、と……
グルッペン様の方を見るとグルッペン様は私を抱きしめるのをやめてパッと手を離しオズオズとシャークん様の所に行くとひょいっと抱えられた
暁)んわぁ!?
びっくりして思わずシャークん様に抱きつくと「 わ、わりぃ……怖かったか?」と言われ少しオズオズとしながら頷くとシャークん様に優しく頭を撫でられた
暁)あ、え…
シャークん)わ、悪い……嫌だったか?あんまわかんねぇんだよ……悪ぃ
暁)い、いえ!(この人…人相は悪そうだけどちゃんと優しい人だ……ゾム様タイプの人だ…)エヘヘ
シャークん)ど、どうした?
暁)なんでもないです!エヘヘ
シャークん)そ、そうか……?(さっきまで怖がってたのに…動物の血…が一応入ってるからそういうのが分かるのか……?)
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