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「あの人、何だったのだろう…」
そう言って私は椅子に座った。
「えーと、今何時なのかしら…」
その時、時計を見た私は驚きを隠せなかった。
「もうこんな時間!?」
「まあ、時間的にはまだ早いかもだけど、寝なきゃね…」
「…おやすみ。」
次の日
「…今日も狩りに行かないと餓死してしまうわ、行こう。」
「よし、準備が出来たわ、行ってきます。」
ドアを開け、出発しようと思ったが──
「…」
「やあ。」
バンッ!
驚いたあまり、扉を思いっきり閉めてしまい、
なんと、部屋まで走っていった。
「な、ななな なんでアイツがいるの!?」
家の道すら教えてもないのに、なんでだろうか…
「とりあえず…」
「とりあえず?」
「身を隠さなきゃ…」
「え。」
「なんで勝手に入ってきてるのよ!?」
「あはは、ドアが開いていたからねぇ…」
「は?ワタシは閉めたに違いないのだけど?」
「確かに閉めたね、だが、その後に勝手に開いたんだよ。」
「ドアが?」
「うん。」
「…」
「ほらね、あってたよねぇ?」
「喧しい、黙って。」
「もう、つれないなぁ。」
「あなたはいつになったら帰るの。」
「そうだなぁ、じゃあ、そろそろ帰ろうかな?」
「ええ、そうして。じゃなきゃ困るの。」
「なるほどねぇ、わかったよ。」
「でも、また来るよ。」
「"何度でも"ね。」
「じゃ、ばいばい。」
「!?」
「なんで、名前を?」