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神……😇✨💕 物語作る天才?
ハッピーエンドじゃなくて、儚く切ないこういう結末なのがめっちゃ好き👊🏻💗
めっちゃ神作やんけ✨ 悲しくて切ない結末も好き! 凄すぎて語彙力消失した(((
人物紹介
🫧 : 泡沫少女
みくら
💫 : 魔法使い
澪
🍀 : 人間
零
視点 : みくら.澪.零
20:20
陰がさらに陰をつくる夜の闇、水面には星空が広がって銀河に見えた
🍀「 ねぇ、なんで海に入ったの?」
疑問に思った零は人魚(?の少女に問いかけた
🫧「そこが私の居場所だから」
少女はそう言った。
でも何かが引っ掛かる
💫 ( 海が居場所…かぁ )
単純な言葉のはず、なのにこの子が言うと重く感じる
💫 (これはどうしてなんだろう)
🍀 「貴方、 なんて名前?」
🫧「…」
少女は何か言いたくない表情、そして零を睨んだ
だけど零は気にしてない、むしろもっと見つめている
🫧「 … みくら 」
少女はそう言った。
🍀「みくらね、うちは零よろしく」
零はそう言ったが
🫧「もうよろしくなんて出来ないから」
みくらはそう意味深なことを言った
💫「そんな悲しいこと言わないで、」
自分は慰める言葉をかけるしかなかった
22:00
🍀「ねぇ、質問していい?」
零はみくらにそう言った
🫧「…なにが?」
少し不満そうだったが、答えてくれた
すると零は少し微笑んだ
🍀「無理だったら答えなくてもいいからね、」
🍀「みくらはなんていう種族なの?」
それは自分も気になっていた、人間でも人魚でも魔法使いでもない
🫧「泡沫少女、1000歳になると泡となる種族だよ 」
💫「…へぇ、1000年も生きれるんだね、」
自分たちが聞いときながら初めて知った種族だった
だからなんて声をかけるべきか、困惑が隠せなかった
🫧「…キモくてごめんね、」
💫「全然キモくないよ、みくらだけの個性だと思うよ?」
🫧「…そっか」
🍀「ねぇ…その泡沫少女だった人はどんな人が居たの?」
零は初めての生き物に興味が湧いたっぽい
🫧「泡沫少女は沢山居たよ」
零と澪はその言葉に驚いた
泡沫少女が居ることも知らなかった、
何よりも驚いたのは みくらが発した言葉だった
🫧「…人間に恐れられ差別を知った子」
🫧「愛する人が人間で恋が出来なかった子」
🫧「自ら命を絶った子」
🫧「他にもね…」
💫「待って、もう…いいよ」
みくらが話した内容はあまりにも辛かった
でも、嘘をついているようにも見えなかった
💫 (この感情はなんなんだろう…)
🍀 「 みくらは…人間が嫌いなの?」
零はおそるおそる訪ねた
🫧 「 嫌いでも好きでもないよ 」
🫧 「 ただ、_____ 」
ザァ、サァァ
大事な部分が波音で消えてしまった。でも問いかける勇気もなった…
💫「みくらはさ…1000歳までにやりたいこと、全部達成出来たの?」
🫧「…1000年近く生きてると、やりたいことも好きなこともないから…」
🫧「 ごめんね 」
💫「 謝らなくていいよ、こっちこそごめんね。 」
23:30
🫧「ねぇ、貴方たちにとって友情ってなに?」
みくらがボク達に質問してきた
🍀「友人との間に生まれる感情なんじゃない?」
零はそう言って答えた。
💫「みくらは友達居ないの?」
🫧「居ない、今はもう居ないの」
23:50
💫「なら、ボク達が友達になってあげようか?」
🍀「うちもお友達になりし、!」
我ながらいい提案と思った。だけどみくらは…
🫧「ごめん、もう無理なんだ」
するとみくらは立ち上がってこう言った
🫧「私なんかと喋ってくれてありがとう」
するとみくらは居なくなっていた。
一瞬だけ、シャボン玉が現れたきがした。気のせい…かもだけど