私には、姉がいる。
もう何十年話してないだろう。
同じ屋敷に住んでいるのに不思議だ。
今はからりと晴れた夜。
久しぶりに外に出てみようか、と私にしては変わった考えが浮かんだ。
ついでにアイツとも話してみよう。
扉を開け、廊下を歩く。
姉の部屋の前にたどり着いた。
「お姉様、いる?」
声が跳ね返り、やがて音がした。
足音。だんだん近づいてくるようだ。
「あらフラン。久しぶりじゃない?貴方が部屋から出るなんて珍しい」
姉は私を物珍しそうな目で舐めるように見て、そして1歩後ずさった。
「入る?」
そう言って相手の半分ほどしか見えそうになかった扉を彼女の全身を見るにも余裕があるほど開けた。
わざわざ断る訳にも行かなかったので、何十年も見ていなかった姉の部屋を拝むことにしよう。
「ありがとう」
お礼を言い、1歩足を踏み入れる。
驚くことに、姉の部屋は前回見た時とさほど変わっていなかった。
「へぇ、…あの瀟洒なメイドさんがせっせと働いてるのね」
軽く鼻で笑いながら独り言くさく言った。
姉はそれになにか言うでもなく、私が見ている方向を同じように見ていた。
「あぁ、そうだわ…貴方は引き篭っているから知らないだろうけど、幻想郷じゃ近頃異変が減ったと言ってたわ…あの巫女、嗚呼…名前はなんだったかしら」
姉が老婆になってしまったようで、なにか変な感じだ。
巫女なら、私も会ったことがある…見当違いでなければの話だが。
「赤い博麗の巫女さんなら、確か霊夢って名前じゃなかった?お姉様ったら随分と老いてしまったのね」
にやけながら少し嘲る。
「フラン、悪魔の妹ならもう少し言葉を選びなさい」
姉は笑って言った。
以前はよくやっていた愉しい姉妹の戯れだ。
姉は表情を戻し、真剣な声音で続きを話し始めた。
「そう、そうだわ…異変が減った話だったわよね、一緒に聞いてた咲夜が色々調べたの。」
姉はメイドが用意した紅茶を手に取り、1口すする。
やがてカップがソーサーに置かれた。
カチャリと音が鳴って、再び私の目が見据えられる。
「そうしたら、幻想郷に強大な闇なのか何なのか…よく分からない恐ろしいものが迫っているらしいって事が分かったみたいで。」
私はテーブルに肘を置き頬杖をつく。
「へえ、どれくらい危険なの?」
私が聞くと、姉が口を開く。
「そうね、ざっと霊夢に紫を足したくらいは強いんじゃないかしら?もしかすればそれ以上かもしれない。」
霊夢…博麗の巫女。
あの人は強かった。姉も私も負かせたような天性の才能を持った巫女。
そして…ユカリ?私はユカリという人を知らない。
「お姉様、ユカリって言うのは?」
姉は顎に添えていた手をおろしまぶたを開いた。
「あら、知らなかったかしら…ごめんなさいね。その辺にいる強めのスキマ妖怪よ」
そこで1拍置き、姉はカーテンの開けられた窓の方を見た。
姉の横顔が映る。
「見てフラン、あの月。3日後くらいには紅くなるわ」
少しばかり欠けただけの月。
じっと見ていると、扉のあく音がした。
「来客ね。誰かな?」
姉は窓から目を離しこちらを向く。
「フランは誰だと思う?」
にやりと茶目っ気たっぷりに光る赤い瞳。
その時、時を操るメイドが姿を現した。
「お嬢様…と、珍しいわね。妹様までお揃いで」
冷たくもほっとするような青い瞳。
「博麗の巫女…霊夢がやってきましたよ」
メイドがそう言うとその背中から赤いリボンが見え う
「噂をすれば何とやらとよく言うわね…なИの御用?」ああああああああああああ
()あnnnnnnnが聞い??t○○●@gmail.com
「い�����aaあ話なgggg▓▓▓▓▓▓▓)
よくきこえない。
よくきこえない。
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よ
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よく き�����
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teller側の問題なのか私の端末の問題なのか、手描きの画像および運営さまが用意くださった画像が使用出来なくなっています。 サムネイルイラスト / と表記しましたが、実際にはデフォルトでセットされている無地の画像の色違いとなっています。 この場を借り、お詫び申し上げます。