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テラーノベル(Teller Novel)
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海が波打っている

静かに、静かに そこには1人の女性が立っている

ぼやけていてよく見えないが、高校生ぐらいの黒髪の

腰まで伸びた綺麗な髪

あの人は、誰なのだろうか、近くにいるような

でも遠い存在の女性、君は、



ピ ピ ピ ピ

機械的な音が聞こえてきて僕は目を覚ました

『ここは、』

『良かったわ!目が覚めたのね』

ベットの横には心配そうに僕を見る女性が立っている

『先生を呼んでくるからね』

そう女性が僕に言うと慌てた様子で部屋を出ていった

状況を理解出来ずただただ天井を見上げていた

どうやら僕には呼吸器をつけられているようだ、

いろんな機械が周りに置いてある

点滴をされているところから見てここは病院、、、

『なぜ、病院に』

ちょっと時間が経つと医者らしき人が病室へ入ってきた、

『良かった、目を覚ましたんだね』

医者らしき男性が僕に言う

『あの、、一体、、僕に何があったのでしょうか』

僕が男性にそう聞くと

男性は僕に微笑み話し出す

正直聞いた時は衝撃的すぎて全然わかんなかったけど

どうやら僕は事故にあったらしい、最初に目が覚めた時にベットの隣にいた女性は僕の母親、

僕は今混乱状態にあり記憶が無くなってしまっていること、後々取り戻す可能性はほぼないこと

僕は高校生2年生であること、名前は「岩永 真琴」

(いわなが まこと)ということどこの学校に通っていたとかを教えてもらった

色んなことを説明されたけど僕の心にはただ1つ

は?しか考えられなかった

その後色々検査などをして異常がないことがわかり近いうちに退院出来るそうだ

『ちょっとづつでいいから頑張ろうね』

母親が僕に言う

正直、母親との記憶が無いから全くの赤の他人とこれから過ごすのと同じ感覚になる、

正直ちゃんと過ごして行ける気がしない、

『大丈夫?』

『あ、うん、混乱してるけど、大丈夫、、、です』

『いいのよ敬語じゃなくて』

『あ、うん』

それから1週間ぐらいたった頃に僕は退院した

家に入っても見覚えの無いものしかなくて

何もかも分からない知らない人の家にいるみたいで変な感じだった

『最初は慣れないでしょうけど、少しづつ慣れていきましょうね』

『、うん』




しばらく家ですごしたあとは学校へ行くことになった

学校までの行く道が分からないから車で送って貰った、

門をくぐり僕の前に先生らしき人がが歩いてきた

『おはよう真琴くん、大変だったね』

『少しづつでいいから環境に慣れていこうね』

『はい、、』

不安しか無かったがこのまま引きこもるわけにも行かない、進まなければただただ時間が過ぎていくだけになってしまう

(大丈夫だ、大丈夫、)

そう自分に言い聞かせ僕は足を踏み出した

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