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テラーノベル(Teller Novel)
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「」… 剣持刀也


『』… 剣持、モブ以外の登場人物


« » … モブ


[ ] … 幼少期の剣持刀也



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side_剣持


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家には誰も居ない。

誰も話しかけてはくれない。

でも寂しくない。

もう慣れてるし、

誰かと居るより気楽。


早くお風呂に入って、勉強をしよう。


なんて思考にはならなかった。

体がだるい。

きっと、少し遠くの方まで出掛けたからだろう。

少し絵本を読んで休憩しよう、



───────​───────​───────



“放っておいて欲しい”



なんて嘘に決まってる。


本当は助けて欲しかった。


嫌、もう何でも良かったんだ。


1人が怖かったの


不破くんと社長が来てくれたのは嬉しかった


それに、甲斐田くんも


初めてこの事を誰かに話せた。


でも、また見捨てられるかもしれない。


そう思ってしまったんだ。



1人になるのが怖いから


もう何も失いたく無かったから


もう何も大事な物を増やしたくなかった。



だから、


放っておいて欲しかったんだ。




なのに、求めてしまう。


矛盾してるのはわかってる、


だけど、もう一度、



ほんの少しでいい



一瞬だけでいいから、


































剣持刀也は子供。

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