「はっはー!これはすまねぇ、ちくわが悪いことしちまったなー!」
「ちくわ?なんですか、それ。畜生ワンコロを略して畜ワですか?」
「…。なんちゅう名前を付けてんだ……。」
「事実じゃないですか…。な、畜ワ。」
ワン!(がぶり)
「この犬。まじで雑食だろ。今度は人の頭をかじり始めたんだけど…。」しかも、店長は……
「よくやった。ちくわー!!」なんか、この畜生をめちゃくちゃ褒めていた。腹立たしい。というか、だんだん痛くなって来たんだけど!離せー!
俺は力づくで頭から外そうとした。しかし、この畜生はビクともしない。
「畜ワ!やめるんだ!お前はこんな物を食べて美味しいのか?さっきの財布もそうだ!?お前は!お前は!!このままの食生活でいいのかー!!!」
<聞こえているか?貴様の声届いたぞ。>
<!?>
<私はmtaku3星から来た者だ。>
<頭の中に声が流れてくる!?>
<野暮用で地球にやってきたのだが、記憶を失ってしまってな…。長年、この星でちくわとして生きてきた。しかし、今!とうとう思い出したぞ、貴様の不味い血を吸って今思い出したのだ!血の味を!地球の侵略を!再び開始する!!覚悟しろ!!人間共!>
<はぁーー!>
<行くぞ!相棒!>
<誰が相棒だ!>
<類は友を呼ぶというとは正にこのことだな。まさか、同じ軍長クラスの人間に出会えるとは。 いや、待て。これは…。ん?ギャルゲー、>
<なんだよ…。>
<悲しい男だな、お前。>
<うっせんだよ!人の記憶覗きみてんじゃねぇよ!変態が!>
<まあいい。背に腹はかえられん。協力しろ。>
<なんでだ!協力してやる義理はないぞ。 >
<諭吉が友達連れて帰ってくるぞ。>
<よし、まずは話を聞かせてもらおうか、相棒。>
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