電話が鳴り響いた！

滝沢…どうした…

彬…

出向くか…

桃江さんの携帯電話も出ない…

ゴトッ…

あなた…彬さんじゃない…！

動くな！…動いたらこれが落ちるだろ！…

首吊り自殺にしてやるってフフフ…

鼠、ブラックマウス…あなただったの？…

お見事。

シカトするからだ！…

眼鏡を外した。

え？…神保さん？…

俺の義母兄弟…真面目でお人好しで

嫁に頭が上がらない男だ！…女は男を見下してる！…無視する奴は殺してやる！…

箱を開けた…

お前の彬だ…

ウッ臭いがした…

ぎゃあ！下ろして～！死にたくない！…彬さんを殺しておいて私まで殺すの…

追いつめてやるって言っただろ…

バリバリ！

ﾊﾞｷｭｯ！

開けないで！！

桃江さんの声だ！…

加納裏窓をはれ…

了解…

ウッ臭いな…

桃江さん～！

ありがとう…優木さん…

俺の血を差し出した。

キスした。

救急車がやって来た。

しばらく入院された彼女、

妊娠？…

彼女の意見を聞いた。

彬さんの子供なのか…あの男の子供なのか分からないからおろす…

そうか…

桃江～！

お兄さん、お姉さんが見えた。

結婚しばらくしないから…

滝沢彬の葬儀時、

家族皆が集まった。

優木刑事、滝沢彬の兄、母親が泣いてた。

加納、

小室婦警が受付してた。

捕まらず自殺した男神保局長の淳介

骸骨になってた。

遺書があった死神に命を売った男

キザな野郎だな。

神保孝明、事務員が通夜に顔を見せた。

滝沢彬が亡くなってたとは…

専務？、

香典がかなり膨らんでた。

真山桃江が泣きながら。神保局長を睨んでた…

桃江？、

御手洗いに出た。

神保局長？…

ん？…

ガウッ！

口を塞ぎ、

窒素死させた。

舌を舐めた私…

優木さん…

自業自得だろ…笑っ

あなた。人狼？…

半分の血があなたに入ってる…

私も刑事になろうかな笑っ

組みますか？…

ウフフ…

神保局長知りませんか？…

先に帰りましたよ。

あのやろ！専務置いて帰るか！…

行方不明で片付けた。