TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
シェアするシェアする
報告する

僕の名前は山村悠真(やまむらゆうま)

中学一年生

僕は周りより努力をしていると思っている!

勉強も人一倍頑張って!

運動やボランティアそれに家事の手伝いなど!

そんな話は置いて

僕は今!

新しい教室に来ている。

小学校を卒業して今から中学校生活が始まるところだ!

『あ〜楽しみだな〜』ボソ


あれから二ヶ月はたった…

本音を言うととても辛い。

僕はいつも通り勉強して書いたやつを提出する。

今回のはとても自信作だと思っている。

なんなら3時間くらい書いていたからな!

先生『……はぁ』

え?

先生『なんだこのやり方は?』

『やり方っていつも通りのやり方ですけど…』

先生『お前…数学のこの問題分かるか?』

『いえ…わかりません…』

先生『なんでこの問題が分からないのに無駄な勉強をしている?』

なんで?このやり方は僕の夢に必要なものだと判断したからやっているのに!

先生『そんなんじゃ…お前の行きたい高校なんて行けないだろ?』

先生『お前はもう少し努力をしろ』

もう少し努力をしろ?僕は十分に努力をしたじゃ無いか!欲しいものも我慢して、勉強をして…!それなのに努力をしろ?

先生『おい!何黙り込んだんだ?』

『……はい…すみません』

僕はそれだけを言い残しその場を去った

後ろで何か先生は言っているが無視した

これで大体勘付いてきただろ?僕が辛いと言っている意味…

中学生になってから数学だけ追いつかなくなってきたのだ

この二ヶ月ずっと言われてきた

『努力をしろ』

その言葉は僕にとってとても鋭い刃物みたいなものだ

それを心臓に刺された感じがした

あぁ

辛いな

そう僕は…









限界だったのだ

今いるところは学校の屋上

普段は立ち入り禁止だがそれを破った

『こんな理不尽な世界に居たくない』

それが僕の最後の言葉だった


ドサッ

鈍い音がした。

彼が座っていた机の上には花瓶がのっている。

みんな悲しんでいた…

ん?

なんでそんなことがわかるのかって?

それは

『僕は地縛霊になっちゃったからだよ』


『僕の努力の行き先』


サボっててごめんなさい…

この作品はいかがでしたか?

24

コメント

0

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store