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最高すぎです!✨️ 好きすぎる!✨️
計画性なくてもどうにかなるよ(? まだDay.6なんだよなぁ 気長にがんばって
青さん が 段々 ヤンデレ化 してく パータン に なっちまう これ 🙄 計画性 ない から こうなるんだ
青紫 、 年齢操作 、 青屑 、 🔞
ころんさんが言う『 お巡りさんごっこ 』のルールは、ほとんどかくれんぼみたいな感じで、鬼のお巡りさんが30秒数えてる間に、泥棒は部屋のどこかに隠れる。5分間やり過ごせば、泥棒側の勝ちらしい。
「因みに、5分以内に僕に見つかったら、その場でセックス開始だから」
「えっ!?」
「そんじゃ、スタート」
「ちょっ…!!」
急に追加されたルールにキョドるが、ころんさんはそんなこと気にせず、もうカウントダウンしている。とりあえずおれは、1番見覚えのある寝室に隠れることにした。
「うーん……」
寝室は結構汚いから、隠れようと思えば隠れられる場所はかなりある。でも、どこも直ぐに見つかりそうだ。別にその場でセックスされることに抵抗はないけど、女装した相手に犯されるのが、少し嫌だから、出来れば5分間やり過ごしたいのだ。
「もう行くよー」
「ッ、やば…!!」
いつの間にか30秒経っていたらしい、おれは特に考えもせず、とりあえずころんさんのクローゼットの中に隠れることにした。が、入ってすぐに後悔した。
絶対すぐ見つかるな、ここ。
クローゼットの中に隠れるなんて、かくれんぼとしては定番の場所だし、部屋に散らかしてあるからか、クローゼットの中に、服なんてほとんどなかった。隠れようにも隠れられない。
「なーなーくーん!どーこーぉー?」
「誰が居場所なんて言うか……」
足音が近づいたり、遠のいたりする度、心拍数が上がる。あと何分やり過ごせばいいのだろう。なんなら、ころんさんの足音が遠くなったら場所移動してしまおうか。なんて、我ながらずる賢いことを考えていると、おれがいる寝室の部屋の扉が開いた。不運なことに、驚いて少し動いてしまい、『ガタっ』と、少し大きめな音が鳴ってしまった。
あ、終わった。
「なんか音聞こえたよーな……?」
(マズい…っ)
「ってことは、この部屋にいるのは確定だね」
ころんさんの足音が、だんだんこちらに近づく、もう駄目だ、逃げられない。目を瞑り、自分の手を握り、覚悟した。
そしてとうとう、目の前の扉が開いた。
「みーつけた、♡」
「ば、バレたぁ……」
おれはその場に座り込んだ。見つかったら見つかったで、もうどうでも良くなって、犯すなら早く犯してくれ。と、おれはころんさんに両手を掲げた。が、ころんさんは、おれを手錠で繋ぐことはしなかった。
「ころんさん、捕まえないんですか?」
「んー、それがさ。ギリギリだけど、ななくんの勝ちみたい」
「え?」
ころんさんがスマホを見せてくる。そのスマホには、『5分30秒』という文字が表記されていた。本当にギリギリだが、おれの勝ちみたいだ。
「や、やったぁ〜……!!」
「5分って意外と短いんだね、舐めてたわぁ」
「じゃあ、おれ帰りますね」
ようやく帰れる。と、おれは立ち上がり、クローゼットから出ようとした、が。そのとき、ころんさんがおれの左腕に手錠をつけてきた。ころんさんの目は、朝みたいな怖くて鋭い目つきをしており、不適切に微笑んでいた。
「ころん、さん…?離して……」
「でも、僕に見つかったには変わりないからね」
「な…っ、ご、5分以内って……!!」
「正直、獲物を捕まえるに『制限時間』なんて無いと思うんよね……ななくんも、そう思わない?」
「それはっ…」
おれも確かに、それには同意見だ。けれど、これはあくまでも『ゲーム』で、本当じゃない。この人が屑だということは分かっていたが、まさかここまでの理不尽さとは思いもしなかった。
ころんさんは手錠を引っ張り、おれをベッドへ誘導する。そして、無理やりベッドに寝っ転がせると、おれの手と繋いでない方の手錠を、ベッドの一部に取り付けた。
「ぐっ…」
「隠れる場所が寝室って、本当運悪いね。すぐベッドに移動出来るなんて考えもしないでさ、無防備過ぎない?」
「ころんさんは…何が、したいんですかっ……!?」
ころんさんは、一旦おれから離れ、寝室の鍵を閉めると、またおれの元に戻ってきて、おれに馬乗りする。完全に逃げ場を無くしたおれは、ただころんさんを見上げることしか出来ない。
「言ったっしょ、僕はななくんに好きになってもらいたいの。僕の実験の為に、ね?」
「おれは、ころんさんのことをレンタル彼氏としか思っていませんし、ネット上で知り合った相手を好きになったりしません」
「そりゃ残念だなぁ。まぁ、無理やり堕とすからいいけど」
ころんさんはおれの脚を自分の肩にのせ、服を雑に脱がす。相変わらずの大雑把さだな。まぁ、プレイが上手いから何でもいいっちゃいいけども。けれど、おれは1つ、気になってることがあった。
堕とす。という行為は、ころんさんにとって迷惑なものでは無いのだろうか。惚れたら棄てる。なんて言ってたクセに。そう思って、おれはころんさんに、思ったことをそのまま聞いてみることにした。
「それは…っ、ぅ、♡ころんさんにとって…ぇ♡迷惑な、感情じゃないんっ……ですか、?」
そう言うと、おれの乳首を弄っていたころんさんの手が止まり、ころんさんは、真顔でおれを見つめた。いや、見下した。の方が合っているだろう、この瞳は。
ころんさんは、一旦おれの腰をすーっ。と撫でると、ようやく話をした。
「まぁ、あくまでも実験だしね。僕が試したいことだから、迷惑も何も。って感じだけど」
「でも、惚れたら棄てるって……ひあぅッ♡♡」
「そーだね、でも。それは、ななくんが惚れた場合。っていう話だけど」
「ぁうッ、♡ん゛……ぁっ、♡♡」
おれが話そうと、口を開く度、ころんさんはおれの乳首を弄る指を動かす。だからおれは、話そうにも、喘ぎ声しか出ないから、聞けなかった。
『ななくんが惚れた場合。』というのは、どういう意味なのかを。
「ななくん?」
「なに、ィ゛い゛〜〜ーー!?!?♡♡」
「ふは。かわいー、♡余所事なんて考えちゃって、随分余裕じゃない。こんな最低な男の前でさぁ?」
「ころぉ゛ッ、さ…ぁ゛ッッ♡♡ゃう゛…!!♡♡」
「あ、もうイきそーなの?早漏ビッチ♡」
「〜〜〜ーー……!♡♡」
おれを呼んだと思い、少し気を抜いてしまった。気を抜いたと分かった途端、ころんさんは一気に奥まで入れてきた。急に来られて、思わずイきそうになったが、何とか耐えた。が、耐えたのは本当に、その時だけ。
おれの弱点を知り尽くしているころんさんは、おれの弱点をガンガン責めてきて、おまけに罵倒なんてされてしまったら、おれはそれに耐えることが出来ず、ころんさんのお腹に、思いっきり自分の精子を掛けた。
「相変わらずイくの早いんだから。でも、イったからって、僕がイくまで止めてあげないからね?」
「かひゅッ、ぅ゛あ…ッ、ひ……♡♡」
呼吸もままならない程の、激しいセックスのせいで、頭がどうにかなってしまいそうだ。まだ1回しかイっていないのに、もうトんでしまいそうな感覚が、ものすごく怖い。でも、ものすごく気持ちいい。
頭が、思考が、身体が。全ておかしくなってきて、とうとうおれは意識を手放した。
「ん゛……ぅ、」
喉が痛い、腰も痛い。
おれが目を覚ますと、いつの間にか外は明るくなりかけている時刻までにもなっており、さすがに焦って、ベッドから離れようとした。が、手錠によって、その選択は出来ずに終わった。
「ぃ゛ッ………そーだ、付けられっぱなしなんだった……」
手錠を外そうと、試行錯誤してみるが、いつの間にか両腕を拘束されており、ギリギリ手錠に手がかけられなくて、おれは焦った。
どうしよう、これ、1人じゃ外せないやつだ。
バッ。と、いう効果音がつくほど、勢いよく隣を見る。しかし、そこにころんさんはいなかった。
「ころん、さん……?」
おれをこんな状態にしておいて、どこに行ったのだろう。探しに行きたいが、この拘束が外れない限り、おれはこの場から動くことは出来ないから、ころんさんが帰ってくるのを、大人しく待つことしか出来ない。
「すぐ、戻ってくるかなぁ……」
あの人の行動はいちいち読めないから、いつ帰ってくるのか、そもそも帰ってくるのかすら、よく分からない。ワンチャン飢え死ぬかも。なんて考えていたが、おれの考えよりもだいぶ早めに、目の前の扉が開いた。
「ななくん、ただいま」
「ころんさんっ、あの…拘束、解いてくれませんか?動けなくて……」
そう聞いた途端、ころんさんの目つきが、明らかに悪くなったのを感じ、背筋が凍るように冷たくなった。なんだ、この感じ。
『そりゃ残念だなぁ。まぁ、無理やり堕とすからいいけど』
『そーだね、でも。それは、ななくんが惚れた場合。っていう話だけど』
そういえば、昨日言っていたこの言葉。何か違和感を感じる。もしかしたら、この言葉と接点があるのだろうか。そう、考えると、答えなんて1つしか思い浮かばない。それは、おれにとっては最悪で、多分、どんなことよりも嫌な感情。
でも、それがおれの狙いではあった。
「やだ」
「だって、これからは僕の“所有物”になるんだから」
けれど、これではおれに、勝ち目がなくなってしまう。こんな身動きも取れない状態で、おれは、彼に惚れるまで、永遠にここに閉じ込められるのだろう。
「好きだよ、ななくん。だからさ」