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桃 × 白 ?
R無し
ご本人様には関係ありません。
💬でご本人様のお名前を出すのはお控えください(例:🐤さん (🐺さん)、2️⃣番さん 、白さん 等)
死ネタ?メリバ?的な感じです。
地雷に当てはまらない方のみお進み下さい。
シアワセの赤い糸
白 )ん…………ふゎ………ぁ……
いつも通り目が覚める。
隣を見ても居ない 。俺の大切で大好きな人。
もう慣れてしまった。
そんなことを考えつつ1階へ降りる。
顔を洗い鏡の中の自分と見つめ合う。
白 )……酷い顔
そう言って顔に触れる。
すると自分の左手になにか着いているように見えた。
白 )…………なんやこれ
着いているように見えた、ではなく着いていた。
左手の小指に赤い糸が。
しかしなにか着いているような感触はない。
白 )…不思議なこともあるもんやな、
特に興味がある訳でもないため何事も無かったかのようにしてリビングへと向かう。
冷蔵庫はほぼ空。今の自分の心みたい。
買い出しに行くのも面倒だからカップ麺を作る。
白 )……はぁ…
昔は幸せだった食事の時間。今ではもう食べ物の味もよく分からない。
美味しいとかはもうとっくに感じられなくなった。
白 )さいあくやな…笑
ゴミを片付ける。
白 )そろそろゴミも捨てな…、
ゴミ箱には沢山のカップ麺のゴミが溜まっている。ココ最近これしか食べてないらしい。
今の自分にはゴミを捨てる気力もないのだ。捨ないといけないとわかっていても体が動かない。
白 )…明日で…いっか、
自分に明日があるかなんてわからないけれども。
ご飯が終わったのはいいもののやることが無くなったのでいつも通り彼の部屋へ向かう。
毎日この部屋で泣いて、寝て、後悔して、の繰り返し。今更遅いのに。もういなくなって1年は経つっていうのにね。
白 )ほんま、なんで先にいなくなっちゃうんよ…
白 )ずっと、一緒って………
もう彼の匂いすら残っていないベッドに横たわり、ぽつぽつと言葉を漏らす。
自分が彼の代わりにしねばよかった
自分があのときとめてたら
もっと、たくさん、はなしてたら
そもそも、であわなければ…?
………なんでいきてるんだろう
彼もいないし、もうしんじゃう?
頭の中で色んな考えがぐるぐる。自分でも何を考えているかわからない。
目を閉じて色々考えていたらそのまま夢の世界へ。
今日はくらくてこわい夢じゃないといいな。
2話に続く↻