start!
珍しく平日投稿です
浮side
早足で歩き、怒りと悲しみを抑えながら自分の家に向かった
自分の部屋にてー
部屋の隅でしゃがみ込み、拳を握る
(何なんだよッ…!)
そう思いながら、時計を見る
その針は2時48分を指していた
あんなことになっていなければ
今頃二人でしょうもないことを話していたのかな
そう思い、再度力強く拳を握る
(もーいーや)
(もうどーなってもいーや)
浮は何も考えなかった
いや、考えたくなかった
友が裏社会側にいるなんて
真卯side
真卯「う〜〜〜ッ」
疲れたような伸びをする
(あーぁ)
(どーしよっかなー)
真卯「…」
どうやって勧誘しようか、どうやって信頼を取り戻そうか
真卯はそんな事ばかり考えていた
(悲しいだとか、辛いだとか)
真卯「そんな感情無いよ…(ボソッ」
うつむきながら真卯は言った
自分が泣いているなんて知らずに
真卯「…ハハッ」
涙を流しながら笑い、カフェを後にした
ぬすぃ「おかえり〜!!」
ぬすぃ「なんか意外と辛そうな物語になっちゃったけど…」
ぬすぃ「まぁ、いいっしょ!」
浮「軽すぎでしょ…(ボソッ」
ぬすぃ「…では!」
ぬすぃ「ばいちゃ〜!!」
コメント
2件
ぬしぃ天才でっか?