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目を開けると先生の色っぽい目が見えた。


先生の胸を押して顔を背ける。

だけど先生は私を押し倒し、再びキスをしようと顔を近づけてきた。


〇〇)先生、待って…、

阿部)待たない。今までどれぐらい我慢してきたと思ってんの?


いつもの阿部先生とは違う大人な阿部先生に胸のドキドキが止まらない。

何度も違う角度からキスを繰り返し、先生はやっと離れてくれた。


阿部)そんな可愛い顔したらダメだよ。


先生はそう言って私の頭を撫でてくれた。


〇〇)あ…、もうこんな時間、


気づいたら時計はすでに6時を過ぎていた。


〇〇)早く帰らないとお母さんに怒られちゃう。


立ち上がって準備をしようとすると先生が後ろから抱きついてきた。


阿部)帰らないで…、


振り向くと先生が上目遣いの可愛い顔で私を見上げていた。


阿部)せめて家まで送らせて…?

〇〇)…送って欲しいです…!、//


先生の車の中は清潔な芳香剤の匂いがした。

先生が助手席のドアを開けてくれて、照れながら乗り込む。

阿部先生が隣に座りエンジンをかけた。


阿部)〇〇の家こっちの方向?

〇〇)あ、あそこのスーパーまで送っていただけてたらあとは自分で帰れるので…!


車が走り出した。


阿部)星、綺麗だね


阿部先生がつぶやく。


見ると空には綺麗な一番星が輝いていた。


〇〇)私、星好きなんです

阿部)俺も、よく家族と見にいってたなー

〇〇)私も久々に観に行きたいです。

阿部)じゃあ、今度一緒に行かない?

〇〇)えっ、いいんですか?行きたいです…!

阿部)俺、いい場所知ってるから、ここから30分くらい車で行ったところにあるんだ。

〇〇)先生と行きたいです、

阿部)いつなら行ける?今週の日曜とか、

〇〇)あ…日曜は向井君に買い物に誘われてて…


一瞬にして先生の表情が厳しくなった。


阿部)向井?6組の?

〇〇)はい。先生の住所教えてあげるから代わりに、って

阿部)だめ。

〇〇)え?

阿部)絶対言っちゃダメ。あいつのことだよ? 〇〇に何かするかもしれないじゃん…

〇〇)先生嫉妬してる?

阿部)してるっ、

〇〇)ふふっ、先生可愛いですね、

阿部)だめっ、とにかく言っちゃダメだから。


先生の頬が赤くそまっっているのは信号のライトのせいだろうか。


〇〇)でも、約束は約束ですから。今回は行きますよ。

阿部)…じゃあ、来週の土曜日に行こ…!

〇〇)もちろんです、!あ、先生。連絡先交換しませんか?

阿部)あ、そうだね。ごめんこれに書いてくれない?


先生は手近にあったメモと鉛筆を私に渡した。

私はそこに自分の電話番号を書いて先生に渡した。


阿部)ありがとう、これで予定とか伝えるね、

〇〇)わかりました、


気づいたらスーパーは直ぐそこだった。


〇〇)じゃあ、先生ありがとうございました。また明日、

阿部)〇〇


呼ばれて振り向くと先生は私の頭を引き寄せてキスをした。


阿部)じゃあ、また明日。

〇〇)…// さよなら//


その後お母さんにどこに行っていたのかとこっぴどく怒られてしまった。


お風呂を上がると早速先生からLINEが来ていた。


阿部》〇〇ー、届いてる?


しばらくして先生からLINEが返ってきた。


〇〇》届いてますよ。

阿部》土曜日どうする?

〇〇》買い物に行ってその後見にいくっていうのはどうですか?

阿部》いいよ。じゃあ10時にスーパー集合で。

〇〇》了解です。


スマホの電源を切って布団に入った。


先生とのデート、楽しみだなぁ…




おわりっ!次回は向井君とのデートです!



私も阿部ちゃんが頭とか撫でてくれたら勉強頑張れるのになぁ…

阿部ちゃん先生の恋の授業

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