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「おっはよ〜みーちゃん!!」

そう元気よく声を出した少女は水羽 空。

ラピスラズリのように輝く長い髪を持っている人だ

「おはようございます水羽さん」

丁寧に返す少女は朝月 霄。

金剛石のような輝きを持つ髪を下ろしている

「な〜あ〜みーちゃん、今日ノルマ終わるかな〜」

そう、呆れたような声を上げた

いつも私よりも早くノルマ終わるくせしあがって

「終わるんじゃないんですか水羽さん仕事正確だし早いし」

私は嫌味も混ぜてその声荒らげた

今更だが私達は国運用の異能力制御議会で働いている。

犯罪、異変、時には巨悪おも退治する。

「あ〜あ〜なんか事前起こってくんないかな〜」

パソコンと睨めっこしながらも話す空

ほんとになんでそんな事ができるんだよ

「何も起きないない方が良い」

これは正論な筈だ

平和に越したことはない


ウーウーウー


警報がなった

そんな都合良く起こっていいものか

「みーちゃん」

「分かってますよ」

いつもおちゃらけているのにこうゆう時はしっかりしているのもみんなから慕われる理由だろう

「どの辺り?」

「地下内部……しかも最深部」

地下内部とは魔力濃度がとても濃いエリアの事だ

しかも魔力が濃いせいで心霊動物達が通常よりも強くなる

そして問題は最深部。

地下内部の中で1番深いエリア

今でも謎が多く異変も頻繁に起こる

およそ52年前最深部を調査に行った調査班は未だに生存確認が取れて居ない

そして異変を解決に行く解決班も全員帰ってこないか帰って来たとしてもボロボロで解決できてない事例がある

「心霊動物新しい子お迎えしようかな〜」

「何呑気な事行ってるの?心霊動物よりも魔力が少なかったら従えないんだよ?」

心霊動物は今は色んな姿が発見されているが謎が多いのも確かだ

従える心霊動物の魔力が高ければ高いほど強いが従える主人が心霊動物の魔力より少なかったら従えず魂を奪われる

「大丈夫、大丈夫私薙刀しか使わないけど魔力だけはあるから!」

「そりゃあ、魔力増量の能力者には敵いませんよ」

空の個性は魔力増量

その名の通り魔力が無限にも増える

でも、空は魔法を使わない。本当に不思議なものだ

「よし、着いたね」

そう言いながら髪を結ぶ

「本気モードですね」

「そりゃ〜いくら私が強いからって未知のエリアに行くんだから備えておいて不幸は無い」

本当に不思議なくらい真面目

いつものみたいな阿呆さを感じさせない

「よし、行こうかみーちゃん。

今日もよろしくね」

飛びっきりの笑顔でこちらを向く

「よろしくお願いしますね水羽さん」

「空って呼んでくれよ〜」

そんなことを言う空を無視してゲートへ入る



「心霊動物多いね〜」

本当に多い前来た時はこんなにいなかったばず

これも異変の影響だろう

「早く帰りたいから、ちゃっちゃと終わらしまそう」

「え〜ゆっくり行こうよ〜」

「ここが最深部ですね」

「ねぇ、こんな魔法石合った?」

そう言って魔法石を指さす

魔法石は本来その属性の色に変化する

だが空の指さした魔法石は白、いや虹色に光っている

「少し削って調べてみるか」

その魔法石に近づき触ろうとした時

「みーちゃん!危ない!」

ギャァァァァァァァ!!!

見たこともない、心霊動物なのかはたまた人か

それすら分からない物体がそこには居た

「すみません水羽さん」

「喋らんといて、訳の分からん奴の攻撃、、人間には毒でしょう」

「はは、すみません」

バレて居た、わずかながら当たっていた

(どうするか……逃げるか。スピードはどれくらいなのか)

「犬手伝ってね」

わぁん!

空の従えている心霊動物は犬

スピードはもちろん、わずかながらの味方の匂いも探知できる優秀くんだ

(カラスを呼ぶか……いや、もっと早い子……)

「水羽さんこっちに」

「わかった!」

(カラスより早くなおかつ安定感のある子)

「心霊動物、ハヤブサ!」

私の従えている心霊動物は鳥。

鳩、雀、鴉、ハヤブサ、取り関係の子を従えている

「水羽さん、あそこまで魔法石ってありましたっけ?」

最深部まではない、深さで言うと最深部は5なら4くらいの所だろう。

なのにそこまで魔法石が生まれている

「私達が来たときはなかったよね」

「進行度早すぎん!?」

「それとさ…水羽さん」

「どうした?まだなんかあるのか?」

「足さ……全く動かせない、、木偶の坊になってるよ、、笑」

「もうすぐ地上だから大丈夫。」


『空さん、霄さん大丈夫ですか!!』

「大丈夫です。ですが霄が謎の敵に攻撃を喰らいました、救護班を頼みます」

『わかりました、救護班。を呼びましょう』


とても暑い夏の空は綺麗な青雲ひとつない…綺麗な空

「ねぇ、水羽さん……体ゆうこときかなくなっちゃった…」

「え……」

霄の首にはあの魔法石が着いていた

私はそこで全てを悟ってしまった…

「大丈夫だからみーちゃん助かるから、だから……だから……」

「ねぇ、水羽さん……最後に良い?」

「最後なんかじゃ、ない、だからだから」

霄の顔を見るとそこには魔法石なんかよりも輝いてる雫があった

「ねぇ、空……」

「大好きだよ……私の事覚えててくれる?」

泣きながらも笑顔を作ってそう言ってる霄に私はこう返すしかなかった

「勿論、1年経っても、10年経っても100年経っても絶対、絶対忘れない」

「それと……やっと、空って呼んでくれた、、涙」

「最後が空で良かった……」

「そんなこと言わないでよ……」

「最後は笑ってたいんだよ…だから泣かないで……私も…泣いちゃうじゃん、、」

「ッ……み、ぞれ……」

霄の顔はもう魔法石になっていた

「そ…ら….大…好き…だ、、よ」



救護班は間に合わなかった。泣いてる私を見て全て悟ったように、固まった


今日は暑い暑い夏の日、そんな日に冷たいものを触ったら心地良いだろうけど……

私は冷めきった霄の手に触れて……

とても心地悪くなった、




そこから変わった事は特にはない、

霄の変わりも着いたし変わらず仕事をしている

強いて言うなら、

ラピスラズリ見たいな髪色から金剛石のような色に変わった



「霄……」

入社したばっかりに霄と撮った写真を見る

緊張した霄の顔は可愛さすら感じてしまう


END𓂃◌𓈒𓐍




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